【緊急募集】東京トランスマーチであなたの本やzineを委託販売しませんか? ※受付終了しました

お知らせ:このサイトの更新は終了しました

サーバーが不安定だったり、ちょっとした設定ミスで表示されなくなったり、これまでこの WordPress サイトにはずっと悩まされてきたのですが、このたび theLetter というニュースレターサービスをメインに発信していくことにしました。

https://masakichitose.theletter.jp

詳細はリンク先の「このニュースレターについて」をご覧ください。

2022年11月20日

2022年10月16日:受付終了しました。

2022年11月20日(日)12日(土)に変更になりました、都庁前都民広場〜新宿中央公園で行われる東京トランスマーチにおいて、午前10時〜午後4時のあいだ、ゴール地(新宿中央公園)でスピーチイベントや各ブースの出店が行われます。

この度私マサキが出店ブースのスペース(テントの1/2のサイズ)を確保しましたので、そこでトランスにまつわる zine や書籍を委託販売させてくださる方を募集します。

zine なんて作ったことないよという人も、例えばご自身のブログ記事をいくつか厳選して冊子にまとめれば、zine のできあがりです。10月10日までに完成すれば OK なので、筆の速い人ならゼロからの書き下ろしもアリかもしれません。

以下の詳細をご覧になり、ぜひ委託販売をご検討ください!
(申し込みは最下部のフォームからです。)

目的

(1) 来訪者に、トランスにまつわる情報に触れる機会や、トランスにまつわる zine や書籍の作り手を知る機会を提供したい
(2) トランスにまつわる zine や書籍の作り手の作品を多くの人に触れてもらい、作り手が収入を得る機会を作りたい

の2つを目的としています。

委託販売の基本的な流れ

皆さんが作った zine や書籍を一定の部数(上限あり)マサキにお送りいただき、それをマサキがトランスマーチ会場内ブースにて販売します。販売価格は皆さんが決め(無償頒布は不可)、マサキがそれに上乗せすることは1円もありません。

イベント終了後、売れた部数と残った部数を皆さんにご報告します。残った部数を皆さんに返送し(着払いとなります)、その後、売れた部数の売上を皆さんに送金します。

作り手の「在廊」について

イベント中はマサキが在庫管理や販売を行いますが、当日イベント会場にお越しになる作り手の皆さんには、個展で言う「在廊」のように、ご自由にブースにてご自身の作品を来訪者にお薦め等なさって頂いて構いません。
(当然ながら、介助者や介助アニマルを連れて来たり車椅子で来たりすることは問題ありません。全く気にせず、ぜひお越しください。)

お越しの際は、ブースにいるマサキにお声かけくださいますようお願いします。

また、感染症拡大状況によっては手指の消毒やマスクの着用をお願いする場合があります。消毒液で手が荒れてしまう、マスクで呼吸が困難になる、など体質的な不安がある場合は、ご自身でできる限りの対策を講じていただければ充分です。その場合、当日は一律に皆さんに私から声かけをするかもしれませんが、「消毒液ダメなんです」「マスクはダメなんです」と仰っていただければ問題ありません。

なお、お金の管理はマサキが一元的に行いますので、直接来訪者に販売することはお控えください。もちろん、他の作り手の作品の購入も大歓迎です。

イベント終了時点で会場にいらっしゃる作り手の方には、その場で在庫と売上(現金)、あるいはいずれかのみを直接お渡しすることも可能です。

費用について

・スペース利用料:0円(マサキ負担)
・委託料:0円
・雑費(商品陳列や看板製作などに使う材料費など):0円(マサキ負担)
・zineや書籍の送料:作り手負担(返送の際は「ゆうメール」「ゆうパケット」もしくはその他類似のサービスによる着払いとなります)
・送金手数料(かかる場合):作り手負担(売上から手数料を除いて送金します)

送金方法は以下からお選びいただけます。

(1) 銀行振込(みずほ銀行からの振込となります。他の金融機関へは振込手数料がかかります)
(2) PayPay(手数料なし)
(3) LINE Pay(手数料なし)

※銀行振込の場合、振込手数料が作品の売上総額を超えてしまうケースも想定されます。(たとえば100円の zine が2冊しか売れず、売上200円のところ振込手数料が220円かかる場合など)
その場合、銀行振込を当初お選びいただいていた場合でも、PayPay もしくは LINE Pay での送金をご提案する場合があります。いずれの送金方法もご都合合わない場合は、個別にご相談ください。

販売価格について

上記「目的」に記した通り、今回のブースの狙いの一つは「作り手が収入を得る機会を作りたい」というものです。したがって、パンフレットやフリーペーパー、チラシなどの無償頒布(無料で配布すること)は対象外となります。

価格設定は作り手の皆さんに委ねますので、一冊100円でも一冊5,000円でも、ご自由にお決めください。

ただし、普段は無償頒布している作品を今回に限り低価格(10円など)で販売するという場合は、対象となります。
(参考までに:私なら、「部数の半分が売れたら往復の送料がまかなえる」くらいの価格に設定すると思います。)

※法人や個人事業主、NPO団体などの名義で委託する場合でも、消費税をどう処理するかについて私マサキは関与いたしません。税込の価格をご指定いただき、その価格で受託販売し、売上をそのまま送金します。

委託部数・作品数について

今回のブース出店にあたり、皆さんの作品は、私マサキもしくは出店を手伝ってくれる友人がお預かりし、電車やバスなど公共交通機関で運搬します。そのため、多くの部数をお送りいただいても、全部数を会場に運ぶことはできないかもしれません。
(作り手が当日会場に来れる場合でも、在庫管理を徹底するため、事前に作品をご郵送いただいてお預かりします。)

ですので、お送りいただく部数の上限を以下の通り設定させていただきます。

・zine など小冊子(30ページ未満):20部まで
・書籍:3部まで
・その他:重ねて積んで上から手で押した時の高さ6cmまで

以上のどれにも当てはまらないものや、確信が持てない場合については、個別にご相談ください。

また、お一人の作り手が複数の作品を委託することも可能です。その際の上限は5作品までとさせていただきます。

作品の内容に関する注意事項

・販売できるのは、既に発行済みか、あるいは10月10日までに発行予定の商品に限ります。
・表現方法(文章、イラスト、写真、その他)やページ数、使用されている言語は問いません。
・製本方法(印刷業者使用/個人印刷の別、糊付け/ホチキス留めの別、カラー/モノクロの別など)は問いません。
・作り手がトランス当事者である必要はありませんが、作品の内容にトランス関連のトピックがある程度含まれている必要があります。
・10月15日までにPDFや写真画像等データにて内容をお送りいただき、簡単な審査を行います。お送り頂いたデータはイベント終了後に破棄いたします。
・審査の基準は非常に簡素なものです。条件は以下の通りです。
 (1) トランスにまつわる言及が作品の内容において一定の割合を占めていること [注1]
 (2) トランス差別的な文言が含まれていないこと(批判的な引用などを除く)[注2]
 (3) 冊子の体裁が著しく整っていないものでないこと [注3]
 (4) 作り手自身が販売する権利を持つ作品であること

[注1] 一定の割合を占めるとは、「ついでにトランスのことも書いた」という印象を与えない程度には言及されている、という意味です。

[注2] トランス差別的な文言とは、直接的にトランス当事者を貶める意図で書かれた文言に限りません。例えばシス女性を「女性」と表現しトランス女性を「トランス女性」と表現する文言が含まれている場合、作り手がトランス女性を女性ではないと主張していると解釈し、トランス差別的な文言とみなします。

[注3] 冊子の体裁とは、ページの概念があるものを想定しています。例えば、本来広げた状態で読まれることを前提に作られたポスターを折りたたんだだけの物や、A4一枚に両面印刷しただけのペラの紙などは、ページの概念が無いものとして受託をお断りする可能性があります。また、重ねて運搬することが困難な特殊な形の作品もお断りする場合があります。

その他の注意事項

私マサキは、委託販売を受け持った経験がありません。今回が初めてです。なので、上記の注意事項などは一生懸命考えて書きましたが、不十分なところや、「え、そうじゃなくてよくない?」と思われるところがあるかもしれません。どうか笑って許してください。

委託販売の申し込み

こちらのフォームからお申し込みください。1週間以内にこちらからご連絡いたします。

【2022.8.27 追記】申し込み期限を書いていませんでした…! 期限は2022年10月10日です! でも作品の配置とかレイアウトとかを考える都合があるので、できるだけ早めに(タイトル未定とかでもいいので)お申し込みいただけたら私は個人的にとても助かります!!

【2022.10.10 追記】トランスマーチ開催が11月20日(日)から11月12日(土)に変更になりました。

ABOUTこの記事をかいた人

1985年5月26日生まれ。栃木県足利市出身、ニュージーランドとアメリカを経て現在は群馬県館林市在住。2011年にシカゴ大学大学院社会科学修士課程を中退。以降ジェンダー・セクシュアリティを中心に執筆や講演など評論活動をしています。 LGBT運動と排外主義のかかわり、資本主義とLGBT、貧困二世・三世のLGBT/クィア、性的欲望に関する社会的言説の歴史、セックスワーカーの権利と尊厳などに特に関心があります。