1月にはトラック(楽器部分)はほぼ完成してたんだけど、なかなか気に入ったメロディーと歌詞が思い付かず、8月になってしまいました。
今回の歌詞は自分の個人的な出来事とだいぶ重なる部分が多いのであまり公に説明するのは憚られるのですが、ざっくりとだけ言うと、マイノリティとして社会の流れに翻弄されながらも社会に抵抗することを選び続けることについて、です。
SoundCloud と YouTube にアップしたので、よかったら聴いてください。
歌詞
目的地は分からないけど
きっとこっちの方だって見当付けて
進まざるを得ないなら せめて同じ船で
あっちじゃね? こっちじゃね?
って二人で行こう
光る爪でもがくように舵(かじ)を
右に左に必死な顔で
真っ直ぐ前だけを見つめるその
あなたの目に僕は恋をした
ああ 水平線はあんなに平たいのに
ああ 近づけば高い波が襲う
邪悪な波が間違った方へ
あらゆるものを流してゆく
あなたは全てをどうにか救いたくて
歯を食いしばって 細い手を震わせる
かつてあなたをこの船から降ろし
どっか緑の多い島にでも連れてって
立ち止まる幸せ 与えたいなんて
思ってた僕は馬鹿だったね
ああ あなたがもしも疲れちゃった時は
ああ 僕にその舵を握らせて
どこまでも行こう