写真はMISIAオフィシャルぺージより
2019年の紅白歌合戦、私はその日仕事で朝まで帰らず、すべて終わってスマホ片手にベッドでまどろんでいるときにMISIAのことを知った。
画面に映っていたのは、ギラギラと光るレインボーフラッグと、これまたギラギラときらめく衣装のドラァグクイーンたち、そしてゲイカルチャーで生まれたハウスというジャンルのアレンジで、これでもかというくらいに「あなたがすべて」と張り上げるMISIAだった。
え、やば、すごいじゃん。何これ。え、しかもドラァグクイーンってマーガレットさんもいるの? やば。かっこよ。ほかの出演者にもレインボーフラッグ振らせてんじゃん、おもしろ。星野源とPerfumeはノリノリで、ISSA目が死んでる(笑)。 MISIAめっちゃ声裏返るじゃん、どした。力入ってんなー。
現実感がなかった。単純に嬉しいとかウザいとかのべっとりした感情じゃなくて、「やるじゃん」って。紅白の場にこれを存在させたなんて、やるじゃんって。