タグ: 歴史

2018/06/26

私は誰に向けて、誰に伝えたくて書いているんだろう。どんどん堅くなる自分の文体に、ふとそんな疑問が湧きました。2015年のことです。

ちょうど『現代思想』に「排除と忘却に支えられたグロテスクな世間体政治としての米国主流「LGBT運動」と同性婚推進運動の欺瞞」という、タイトルからしてガチガチに堅い文章が掲載されたころでした。

中学の同級生やお店のお客さんまでもが『現代思想』を買ってくれたんです。群馬とか栃木のそのへんの本屋には売っていないので、わざわざ注文して買ってくれたわけです。

そのうちの一人に、「読んでみたけど、難しくてよくわかんないや(笑)」と言われました。

2018/04/12

お知らせ

計4回お届けした《エロくない性の話》ですが、スケジュール等いくつかの理由で一旦休止とさせて頂きます。

今回のトピック

ゲスト金村詩恩さんの著書『私のエッジから観ている風景〜日本籍で、在日コリアンで』(2017.12発売)について
(出版社ぶなのもりより購入できます)
日常生活を書くということ、小さい尊い物語
マイノリティと代表性
「私」という立ち位置
ジェンダーやセクシュアリティ、ニューカマー etc.
その他

2016/12/15
2016/06/15

日曜の夜、私は悪夢を見ていた。それも無理はない。日曜の朝、ルームメイトが私のパートナーと私のところにやってきて、オーランドの銃撃事件について知らせてくれた。それからというもの、私の1日はショックと怒りと悲しみに支配された。最終的にベッドに横になり目を閉じてじっとできるほどに落ち着けた時には、少々自分でも驚いたくらいだ。そんな日に見る夢がろくな夢なわけがない。

2016/02/11

 同性愛者権利運動にとって、あるいは自らその名を裏切るかのようにBとTを暗に、そして時に明確に排除する「LGBT運動」にとって、同性婚は不可欠な目標としてその思想的、政治的な視界の中心的な位置を占めてきたと言えるだろう。しかしこの政治的傾向——米国で同性婚推進を掲げる大手団体がエイズ危機のあと1990年代半ばから頭角をあらわし、2013年には同性愛者に関する社会運動体として最も多くの資金を諸基金から受け取るようになっていたことに象徴される現在のこの政治的流行——には、たった20年の歴史しかない。