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書評『セックスワーク・スタディーズ』(女性学年報第39号掲載)

 2011年9月1日歌舞伎町でビル火災。死者44名。
 これは、今年9月に刊行された『セックスワーク・スタディーズ:当事者視点で考える性と労働』(SWASH編・日本評論社)の巻末付録「日本の性風俗年表」に記された21文字の史実です。本文より前に年表に目を通した私はしかし、この出来事を特に感想もなく読み流しました。
 44人も亡くなってしまったのか。それは大変だったね。他にもいろんな出来事があったんだな。年表にまとまってるとわかりやすいよね。さて、本文を読み始めるか——そんな具合に。

YouTube で社会派英会話『Social Justice English』を始めました

YouTube チャンネル『マサキチトセのクィア英会話』で Social Justice English という新シリーズをはじめました。差別や偏見などの社会正義の問題を語るときに知っておくと便利な言葉を紹介するコーナーです。

主に社会運動に携わる活動家や、研究者、英語で自分のことを話せるようになりたい当事者など向けに、国際会議や学会、その他文化横断的なイベントなどで使える表現をいろいろ集めているところです。

動画は中上級者向けのものとなっており、ほぼすべて英語で話しています。字幕もありますが英語字幕です。ブログでは、その連動企画として日本語で同じ内容を解説していきます。(この記事の最後に動画も載せていますので、英語で聴きたい人はぜひ再生してみてください。)

[終了] 3/27(火)「排外主義とセクシュアリティを考える」で登壇します [ライブ配信動画あり]

以下のイベントにお声をかけて頂きました。ご関心のある方はぜひご参加ください。参加は申し込み必須です。予約が定員に達しました。以下の通りライブ配信されます。ライブ配信の様子がこの投稿の一番下からご覧いただけます。

世の中は”息苦しく”なっている? TV・CMの炎上をめぐって(横浜市男女共同参画推進協会『フォーラム通信』掲載インタビュー)

TV・CMの世界では、性に関する表現をめぐって炎上が相次いでいます。「性差別的だ」と抗議が寄せられる一方、「ネタを分かっていない」「この程度で抗議するなんて、世の中は息苦しくなっている」という声もあります。
メディアが炎上するとき、そこではどんな議論が交わされているのでしょう。評論家のマサキチトセさんにうかがいました。

社会批評としてのクィア理論:クローゼットと同性婚の議論を通して(青山学院大学ゲストレクチャー)

2017/12/14の木曜日、青山学院大学の渋谷のキャンパスでジェンダーと法律に関する授業(英語開講)に呼ばれてゲストレクチャーをしてきました。

約140人の大きな授業で、特別英語が得意な学生が集まっているわけではないという状況だったので、ゆっくり話さなければいけない、語彙を限定しなければいけない、学生みんなが理解しているか見極めながら進めなければいけないと、課題をいくつも抱えての登壇となりました。

同化主義とラディカリズム、アイデンティティポリティクス(高崎経済大学でお話をしてきました)

2017年11月22日、高崎経済大学で開講されているジェンダー論の授業にお邪魔して、お話をしてきました。

内容は主に、同化主義とラディカリズム、アイデンティティポリティクスについて。せっかくなのでここにもざっくり書き留めておきます。

[終了] 11/26(日)群馬県館林市で牧村朝子さんのイベントやります&トークで参加します

このイベントは終了しました。たくさんのご参加を賜り、とても盛り上がるイベントとなりました。参加者の皆さんに感謝致します。

タレントで文筆家の牧村朝子さん(通称まきむぅ)が、私が母と経営する店 FAT CATS Bar & Grill にて11/26(日)15〜18時に『まきむぅと群馬で飲み食いしよう』というイベントを開催します。

【全文】『人権と生活』44号掲載『排外主義と主流LGBT運動——「ヘイト」概念を超えて』

「そんなことより北朝鮮のミサイルのほうが怖いよ(笑)」
 客が笑ってそう言う。つられて別の客が笑う。私はろくに聞こえなかったふりをして、張り付いた笑顔のまま、カウンターの中の自分の足元に目線を逃がした。数秒のあいだこうすることで、私は——私だけは——この場のヘイトの責任を免れるような気がしたからだ。