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「LGBTではないフツーのひと」に かんがえてほしい10のこと

プライドパレードで手書きのプラカードを持つマサキ。プラカードには "IMMIGRANTS ≠ YOUR HOMOPHOBIC OTHER" とある。

「……な10のこと」みたいなの、ハヤリが おわったら つかえないので いまのうちに びんじょーしておこうかと おもいまして。うふ。

「LGBTでわないフツーのひと」とゆー いいかたわ、カギカッコおつけているとーり、しょーじき あまり わたしわ つかいたくない いいかたです。でも、じぶんのことお「LGBTでわないフツーのひと」と おもっているひとに、とくに かんがえてほしいことが いくつか あります。また、いちばん さいごにも かきましたが、じぶんのことお「LGBT」と おもってるひとにも、よんでほしいと おもっています。

同性婚実現のその先に向けて

おそかれはやかれ、日本においても同性婚の合法化は実現するだろう。それが のぞむべきゴールなのか、むかうべき方向なのかということについては、賛否がわかれるとおもう。「賛」のなかにも「否」のなかにも、さまざまな意見があることだろう。
 たとえばわたしは「否」の立場をとっているが、それは別に異性と結婚したいとおもうひとと同性と結婚したいひとのあいだに不平等があってもいいと思っているからではない。しかしいずれにしても、同性婚は法律でみとめられるようになるだろう。どんなにわたしが反対しようと。

であれば、同性婚の実現に反対の立場をとっているわたしがしなければいけないのは、もちろん反対意見をことあるごとに表明していくことでもあるいっぽうで、同性婚が実現してしまったときに なにがおこるのかについて、きちんとかんがえ、共有し、それらがおこるまえに どのような準備が必要なのかをかんがえ、その準備に ちからを そそぐことだろうとおもう。

米国最高裁判所の決議に戸惑う有色人種のクィアの存在

DOMA(Defense of Marriage Act、「結婚保護法」)と呼ばれる米国連邦法(連邦法とは、州法ではなく米国全体の法律)が、「違憲である」と、今日(25日)米国最高裁判所で決定されました。

これによって、これまで国全体として婚姻関係にあるカップルに与えられる権利(配偶者が配偶者としてビザ申請する権利とか)は異性婚カップルのみに与えられていたけれど、同性婚が認められている州で結婚した同性婚カップルにも与えられるようになります。同時に、州をまたいで「婚姻関係」を認められるようにも、なるようです。

ただ、同性婚がどの州でもできるようになったというわけではないですし、ビザ申請に関しても詳しいことはわかっていません。でもいずれにしても、これによって助かるひともたくさんいるでしょう。

同性婚に関しては、いくつかの点で反対意見がLGBTQの中からも出ています。

同性愛について考える3つのこと

『ポーチ』というサイトに、「同性愛について理解を深める3つのこと」という記事が掲載されています。深める「ための」3つのこと、ではないのか? という疑問はさておき、「同性愛」というものについて、インタビューしてる人にしても、されている人にしても、私が考えているものとはいくつもの点で異なっているので、メモがてら、書いておきたいと思います。

米国LGBT家族・友人団体PFLAGと、「クィア」vs「それ以外」という分け方について

PFLAG(ピーフラッグ)というのは「Parents, Family, and Friends of Lesbians and Gays」(レズビアンとゲイの親・家族・友人)の略で、都市を中心に数百の部局(チャプター)と二十数万のメンバーを抱える、この類の団体では米国で(というか世界的に)最も大きなもの。「非友好的な社会で生きていくための支援」「無知や間違った情報に対抗するための教育」「差別を無くし、平等な市民権を獲得するための権利擁護」の3つの理念的柱を掲げて、LGBTの若者に加えて、かれらの家族や友人を受け入れて活動している。と言っても一般的には、子どもからレズビアンやゲイとカミングアウトを受けた親や保護者が電話やメールを通してサポートを受けたり、実際に月例のミーティングに参加するなどする場所という理解が広まっている。それは確かに間違いではないのだけれど、他にも色々やっている事実はあまり知られていない。

【ICUのミスコンに反対するひとに10の質問】

 6月3日、ことし10月末にICU(国際基督教大学)の学園祭(ICU祭)においてミスコンが開催されるという情報が、ツイッター上でながれた(ICU-CP9[主催団体]、2011年ICU祭実行委員会 企画調整局、ICU祭実行委員会、企画調整局サイト)。それからというもの、ツイッター上では様々な見解がいりみだれ、このイベントの開催に反対するわたしもいろいろな発言をしてきた。それらのツイートは togetter まとめ『ICU(国際基督教大学)でミスコン!?』にまとめることにし、ほかのひとの協力をえながら、2000以上のツイートを収集してきた。

マーティン・ルーサー・キングJr.の引用文とオサマ・ビン・ラディンの死

オサマ・ビン・ラディンが殺されてまもなく、英語圏で以下の引用文が一気に広がり、5月2日の夜(米国)にはわたしの Facebook のニュースフィード(ツイッターで言うタイムライン)にも既に数個同じものが流れていた。英語ブログでこのことについて書いたらいきなり普段の数倍のアクセスがあったので、この引用文への関心が高い様子が分かると思う。日本語話者のツイッターアカウントにも流れ始めていたので、日本語ブログででも書いておこうと思います。

「日本初の『ゲイ議員』」は「初」じゃない。

「ちょっとあんた反応遅くない?」と思われそうなので言っておきますが(笑)、英語媒体で "Japan's first openly gay politician" とか書いてあるのを見つけてすぐに英語ブログで『"An Openly LGBT Politician in Japan!?" Is Not A New Phenomenon』という記事を書いたので、そちらもよかったら合わせてどうぞ。

同性婚を私が積極的に支持しない理由——あるいは同性婚を支持しない人が「国民」という概念に対抗しなければならない理由——あるいは同性婚とネオリベラリズム

結婚を通して様々な利益や権利が得られるというのは、疑いがない。私自身も、もしどうしても結婚する必要が出て来たら、反婚の信条など横に置いて、結婚すると思う。「ゲイ」を商品化するようなマーケティングの仕事にだって、他の仕事の機会に恵まれなければ、就くだろう。生き延びることは、私にとって、政治的な信条なんかよりも重要なことだから。でも、まさにその、生き延びることを優先させるという態度を私が採用するからこそ、あたかも結婚制度にもLGBTマーケティングにも問題が全くないかのように振る舞うことは、してはいけないと思っている。それらに自分が関与してしまったとき、私は「私にはその権利がある」という態度ではなく、恥ずべきなのだ。