翻訳『セックスワークに関して新しく打ち出した方針について、アムネスティ・インターナショナルがハリウッド芸能人から反発を受けている』(ジョージア・ストレート誌)

ジョージア・ストレート誌(チャーリー・スミス)・2015年7月24日 同意のある成人同士間のセックスの売買を犯罪とすることに反対するという計画を出した、世界有数の人権団体が炎上している。 アムネスティ・インターナショナル…

翻訳『同性婚の代償』(ティモシー・ステュワート-ウィンター)

米国全土での同性婚の権利を認めた最高裁判所決定は、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのアメリカ人にとって喜ばしい瞬間をもたらした。私たちの平等な尊厳、そして異性愛カップルが享受するのと同じ法的保護を得る権利が認められたことは、公民権の歴史における画期的な出来事である。しかしこれはまた、第二次世界大戦後に始まった同性愛者の自由を求める運動にとって、最後の歌声になるかもしれない。

過去10年間にこの運動が得た二つの大きな勝利、つまりオープンに軍隊に務める権利と、婚姻する権利が実現したと同時に、女性の同一賃金や妊娠・出産に関する選択、住居や学校の分離状況、マイノリティに対する警察暴力、及び十分な賃金と、皆にとっての職と退職の保障といった、公民権の他の領域において、改善がストップしてしまったり、あるいは逆行してしまったということは、とても不運なことであった。

バービー人形とラミリー人形と「標準」の罠

決して平均的でないプロポーションで、「女性はこうあるべき」「魅力的な女性はこういうものだ」という社会通念に寄与してきたバービー人形に対抗して、 Nickolay Lamm さんというアーティストが実際のアメリカの十代女性の平均的なプロポーションを再現して作ったのが、ラミリー人形。私も「いいね」と思っていたし、今でも一定の効果はあると思うのだけれど、ラミリー人形が全く問題がないとは言えないような気がしてきたので、ここに書いておく。

夜に働く人を排除しない社会運動・アカデミアがいいよね

世の中の多くのシンポジウムだのワークショップだの読書会だのは、たいてい土曜の夕方とか、平日の夕方以降に開催されてる。開催する側としても「開催する曜日と時間帯はどうするか」を考えるにあたってできるだけ多くの人が参加できるようにしたいと思っているだろうと思うのだけれど、その「多くの人」の母数にそもそも入っていない人っているよねと思うの。

夜の仕事は(種類がいろいろあるのでまちまちだけど)たいてい午後8時くらいには始まるので、出勤準備を考えたら午後6時前にはもう他のことはできなくなる。場合によっては化粧やヘアメイクも必要だから更に早まることもある。

終わるのは12時以降、へたしたら午前3時とかなので、それから動けても何も開催されてない。この時間には移動手段も限られてる。夜の仕事はたいてい土曜が休みではないので、土曜も同じサイクルになる。

「永遠の愛を誓いません」と言える特権

この記事は古く、私の現在(2016年)の立場を正確には反映していません。同性婚については、『現代思想』という媒体の2015年10月号にこれまでの私の立場をまとめた文章が掲載されています。全文がこちらで読めますので、以下の…

『サイエンス』誌がジャカルタのトランスジェンダー女性セックスワーカーの顔なし写真を表紙にして批判を受けた件についてウートピで記事を書きました

サイエンス誌の表紙画像(説明は本文にあり)

これまでに4本記事を書かせて頂いているウートピさんに、昨夜ふと目にしたニュースをネタ出ししてみたところ(というか第一稿を全部書いて送りつけた…w)、即掲載してくださいました!(ちょいちょい表現を読みやすく直してくださって…

ウートピに反人身取引運動の問題と代表的な活動家ソマリー・マムについての記事が掲載されました(6/10追記あり)

先日、ソマリー・マムさんが自身の財団を去ったというニュースが出ました。 ソマリー・マムさんといえば、二年前、国際基督教大学で開催されたワークショップにゲストスピーカーとして参加していました。私はこの少し前から anti-…