Generated by All in One SEO v4.8.8, this is an llms.txt file, used by LLMs to index the site. # 包帯のような嘘 マサキチトセの公式サイト ## Sitemaps - [XML Sitemap](https://ja.gimmeaqueereye.org/sitemap.xml): Contains all public & indexable URLs for this website. ## 投稿 - [投稿](https://ja.gimmeaqueereye.org/blog) - [ジェンダーが無くなればトランスジェンダーも無くなるのか](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26896) - 前回に引き続き、トランスジェンダーの話題に触れたい。 ツイッターを芋づる式にいろいろ見ていたら、「ジェンダーが無くなれば、トランスジェンダーというあり方も無くなる」という意見が目に入ってきたからだ。いわく、ジェンダーの解体こそが目指されるべきなのだから、トランス女性やトランス男性のようにジェンダーというシステムに裏付けされた女性性や男性性という概念を前提とする存在はジェンダーの解体に逆行していて問題だ、という主張だ。 これに同調する別の人のツイートには「性別による差別があり、それをジェンダーと呼んでいるのだ」とあった。 まず「ジェンダー」が何を意味しているのか、私の解釈——社会学やカルチュラル・スタディーズ、女性学、哲学などの分野ではある程度支持されている解釈だと私が思うもの(※)——を手短に説明したい。 - [ペドフィリアについてのマサキチトセの立場に関する誤解とデマについて(追記2022/8/2、8/5、2023/6/17、7/20)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27272) - 目次 本文 誤解:「ペドフィリアはLGBTQ+のQに含まれる」とマサキチトセは主張している 誤解:マサキチトセ - [同性カップルとゲイ売春:「せっかくLGBTの認知度が上がってきてるんだから、印象悪くしないでよ」](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23264) - 2015年6月26日、米国最高裁判所で争われていた Obergefell v. Hodges の裁判において、「すべての州に、同性カップルへの婚姻ライセンスを発行すること、そして他の管轄区において有効に遂行された同性婚を認知することを要求する」判決が出された。これをきっかけに、私たちは多くの友人が Facebook や Twitter のプロフィール写真を薄い——あるいは薄っぺらい——レインボーに染めるのを見たし、米国のニュースサイトでは歓喜するレズビアン女性とゲイ男性の姿が写真に収められていた。 - [【緊急募集】東京トランスマーチであなたの本やzineを委託販売しませんか? ※受付終了しました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27633) - 2022年10月16日:受付終了しました。 2022年11月20日(日)12日(土)に変更になりました、都庁前 - [【全文文字起こし】早稲田講演「"ということになっている"社会の息苦しさ」](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26720) - 早稲田大学演劇博物館が2019年7月15日に開催した「エンパクに虹をかける ─ LGBTQ入門」というイベント - [館林ライオンズクラブ講話「私たちの多様な性とライフスタイル」(全文)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26584) - 2020年2月20日、館林ライオンズクラブ2月第二例会に招待され、約20分間の講話をしてきました。ライオンズク - [《教職員向け》多様性から目を背けない学校環境のために](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26374) - 2018年10月17日に埼玉県高等学校図書館研究会に呼んでいただいて、「多様性から目を背けない学校環境のために」というタイトルで講演をしてきました。以下が、講演の内容に加筆修正したものとなります。 - [小松サマースクール講演原稿全文(高校生向け)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24053) - みなさんこんにちは。フリーライターのマサキといいます。 フリーライターというのは、依頼されたテーマで文章を書いたり、書いたものを自分で売り込んだりして、それが雑誌とかホームページに載ったらその都度原稿料をもらう「フリーランス」というスタイルの仕事です。言ってみれば漫画家の文章版みたいなもんです。 - [わたしの〈クィア〉とあなたの〈クィア〉は違う:グローバルでないドメスティックなクィアの不可能性](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/20) - 「グローバル・クィア」あるいは「グローバル・クィア・スタディーズ」が語られるとき、国民国家や地域、宗教の軸における「クィア」概念あるいは「LGBT」概念の翻訳可能性が取り沙汰されるのは当然のことである。しかし「グローバル」と対置されるであろう「ドメスティック」あるいは「ローカル」な「クィア」は、そもそも各国民国家・地域・宗教内部で確立された概念なのかを問うことも必要だろう。 本発表では、クィア・スタディーズの中心的地域である米国における階級・人種・宗教に注目し、そもそも「クィア」概念あるいは「LGBT」概念が必ずしも米国全体に流通していないことを示し、グローバライゼーションとクィアの議論にありがちな「米国(あるいは欧米)」対「日本」という枠組みを批判する。また同時に、「翻訳可能性」が言語や国民国家だけではなく階級・人種・地域・宗教をまたいだ問題であることを考察し、ワークショップでの論点の1つとして提案したい。 - [【全文】『人権と生活』44号掲載『排外主義と主流LGBT運動——「ヘイト」概念を超えて』](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24654) - 「そんなことより北朝鮮のミサイルのほうが怖いよ(笑)」 客が笑ってそう言う。つられて別の客が笑う。私はろくに聞こえなかったふりをして、張り付いた笑顔のまま、カウンターの中の自分の足元に目線を逃がした。数秒のあいだこうすることで、私は——私だけは——この場のヘイトの責任を免れるような気がしたからだ。 - [【全文】あなたが書けたかもしれない紙面を奪ってまで(現代思想2020年10月臨時増刊号掲載)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26995) - 私が状況をある程度把握できた頃には、既に抗議活動が始まっていた。活動はどんどん大きくなり、ブラック・ライヴズ・マター運動(警察による暴力 police brutality への抵抗の連帯として以前から存在していた運動。以下、BLM 運動)として瞬く間に米国内外に広がった。 - [【全文】現代思想2015年10月号掲載『排除と忘却に支えられたグロテスクな世間体政治としての米国主流「LGBT運動」と同性婚推進運動の欺瞞』](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23399) - 同性愛者権利運動にとって、あるいは自らその名を裏切るかのようにBとTを暗に、そして時に明確に排除する「LGBT運動」にとって、同性婚は不可欠な目標としてその思想的、政治的な視界の中心的な位置を占めてきたと言えるだろう。しかしこの政治的傾向——米国で同性婚推進を掲げる大手団体がエイズ危機のあと1990年代半ばから頭角をあらわし、2013年には同性愛者に関する社会運動体として最も多くの資金を諸基金から受け取るようになっていたことに象徴される現在のこの政治的流行——には、たった20年の歴史しかない。 - [新しい曲です(『トリカジ』)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27609) - 1月にはトラック(楽器部分)はほぼ完成してたんだけど、なかなか気に入ったメロディーと歌詞が思い付かず、8月にな - [月額支援サイトFANBOXでブログを始めました(2022.5追記あり)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26634) - コロナウィルスの影響で、共同経営しているダイニングバーの経営が厳しくなってきています。昼間の賃労働をやりながら - [【全文文字起こし】レインボーなごやシンポジウム「LGBT の中の多様性と連帯」](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27488) - 2018年12月15日、名古屋YWCA会館にてレインボーなごやが開催したシンポジウム&パレード『LGBT の夢と現実』に読んで頂き、お話をしました。 全文の文字起こしがレインボーなごやのホームページに掲載されています。以下にも同じ内容を貼り付けますが、レインボーなごやのホームページには他に雪斎さん、酒井徹さんのお話も掲載されていますので、あわせてそちらも是非、です。 - [映画評を書きました 「R/EVOLVE-結婚と平等とピンクマネー」](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/281) - この原稿を依頼され、どんな映画なのか調べてみると、 Lil'Snoopy Fujikawa が出演しているという。私と Lil'Snoopy との最初の出会いは、映画の舞台でもあるシアトルだった。シアトルに用事があり、友人と一緒に自宅に泊めてもらったのだ。とても明るく、でも思慮深く優しい、素敵な人である。ぜひ映画を見てみたいと思い、原稿依頼を受けることにした。本編を見てみると、Lil'Snoopy 演じるラクーンは正に Lil'Snoopy にしか演じられないような素晴らしいキャラクターで、画面に Lil'Snoopy が映るたびに映画内世界がパッと明るくなり、見ているこちらまで楽しくなってしまう。観客のみなさんにも、主人公リンカーンと一緒にラクーンとの出会いを楽しんでもらえたらと思う—— - [社会批評としてのクィア理論:クローゼットと同性婚の議論を通して(青山学院大学ゲストレクチャー)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24698) - 2017/12/14の木曜日、青山学院大学の渋谷のキャンパスでジェンダーと法律に関する授業(英語開講)に呼ばれてゲストレクチャーをしてきました。 約140人の大きな授業で、特別英語が得意な学生が集まっているわけではないという状況だったので、ゆっくり話さなければいけない、語彙を限定しなければいけない、学生みんなが理解しているか見極めながら進めなければいけないと、課題をいくつも抱えての登壇となりました。 - [『「カムアウトできる」「カムアウトできない」というレトリックの問題』](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/16) - 「親にカムアウトしたいけどまだ経済的に独立もしていないし……」、「友達はみんな知ってるけど、会社では絶対にカムアウトなんて出来ない……」、「同級生の数人にはカムアウトしてるけど、信頼出来る人だけ。他の人には絶対に言えない」などなど、カミングアウトにまつわるエピソードはボクたちのコミュニティに溢れている。それに対して老婆心を働かせたゲイやレズビアン、バイがこう言う。「誰彼構わず言う必要はない。自分がいいと思った相手に、いいと思ったときにだけカムアウトすればいいんじゃない? 人それぞれ事情があるしね」と。 もちろん老婆たちは本当に相手のことを思って言っているのだろう。しかしここで語られる「事情」とは何だろう。保守的な町に住んでいること? フォビアに満ちた職場で働いていること? 学校という閉塞的な場所で生きていること? 長男であること? 既婚者主婦であること? その事情を無視してカムアウトしたらどうなるだろうか。親から見放されたり、解雇されたり、いじめを受けたり、町を追い出されたり、離婚されたりする? 確かにその可能性はあるし、それを恐れてカムアウトしない人を蔑んだり「度胸がない」と見下したりすることはバカなことだと思う。だから当然「カムアウトしなさい」とか「カムアウトできないなんて、自分に自信がなさすぎる」とか「もっとみんながカムアウトすれば世界は変わるのに、しない人がいるからダメなんだ」とか、そういう、「事情」に思慮を働かせられない人の発言には辟易する。その点ではボクも老婆と同じ意見だ。 しかしボクが言いたいのは、「事情があるのだから仕方ないよね」ということではない。むしろこの記事でボクが批判の対象としているのは、正にそういう「しょうがないよ」みたいな上から目線の同情的な発言だ。 - [書評『セックスワーク・スタディーズ』(女性学年報第39号掲載)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26388) - 2011年9月1日歌舞伎町でビル火災。死者44名。 これは、今年9月に刊行された『セックスワーク・スタディーズ:当事者視点で考える性と労働』(SWASH編・日本評論社)の巻末付録「日本の性風俗年表」に記された21文字の史実です。本文より前に年表に目を通した私はしかし、この出来事を特に感想もなく読み流しました。 44人も亡くなってしまったのか。それは大変だったね。他にもいろんな出来事があったんだな。年表にまとまってるとわかりやすいよね。さて、本文を読み始めるか——そんな具合に。 - [講演「偏った教え方、偏った言葉、疎外された生徒」をやりました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27454) - 異文化コミュニケーション学会関西支部(共催:全国語学教育学会)の定例会にて、言語と差別の関わりについて、「偏っ - [『エロくない性の話VLOG』(映像版&音声版)を始めました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27154) - こんにちは、マサキチトセです。 ツイッターや YouTube をご覧頂いている皆さんはご存知かもしれませんが、 - [『児童ポルノと法:反規制言説におけるナショナリズム』学会発表原稿](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/14) - 2010年9月10日、英国日本研究協会の年次大会において、 "Child Pornography and La - [Anime Feminist からインタビューを受けました(英語・日本語)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24282) - 先日以下の動画を YouTube にアップしたところ、Anime Feminist というサイトの編集長 Am - [LAタイムズの小児性愛についての記事を翻訳しました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/1531) - 小児性愛(ペドフィリア)については様々な立場があると思います。それぞれの経験や知識から、極端ではないにせよ、何らかの強い思いがある人もたくさんいると思います。しかし一方で、小児性愛についての「LGBT」系の立場の言説が非常に少ないということに、私は不安を感じています。「LGBT」系の政治は、小児性愛を含め、その他の「性的嗜好」(と現在呼ばれるもの)から「性的指向」を区別し、後者に関する社会的言説を改善するために進められて来たという側面があります(Tもまた、内部で差別されているのですが)。いいかえると、性的「指向」は、社会的地位などの向上を認めるべき性的欲望のかたちのことを指す名前として機能しており、「嗜好」に区別される欲望は個人的な領域に押し込められてきました。 - [翻訳『トランス嫌悪的なデマが基で暴力が発生したことは、反トランスのヘイトの危険性を過小評価することの危険性を示している』※2021.9.4追記あり](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27080) - 7月3日、ロサンゼルスのスパの外で起きた反トランスジェンダーの抗議活動の結果、2名が刺されることとなった。それも、警察が現在はデマとして扱っているソーシャルメディア投稿が発端で。ことの発端は6月24日、インスタグラムのユーザーであるクバナエンジェル(cubanaengel)が、彼女自身及び少なくとも他の2名の女性がコリアタウンのウィルシャー通りにある Wi Spa のスタッフに対して女性の脱衣室で「ペニスのある男性」を見たことについて抗議している動画を投稿した。彼女は「大ごとにしてやる、そのために録画しているんだ。世界中に広めてやる」と説明しながら、4分にわたってこのクィア・フレンドリーなスパの非差別ポリシーについてスタッフを非難し続けた。 - [昨年11月のトイレに関する記事に大幅に訂正を入れました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27061) - 複数の読者に「TERF に寄り添いすぎている」とご指摘を受けていた以下の記事ですが、このたび読み返してみたとこ - [職場のセクハラ対応はどうあるべきか](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26371) - 私は、某企業で労務管理の仕事をしています。 労務管理とは、「労働条件・就業規則等の管理、勤怠の管理、給与・賞与の計算 等」のことです。 つまり、従業員と会社の契約内容を明確にしたり、それがちゃんと現実に反映されているかを確認したり、問題があったら対応したりといった仕事です。 大きい会社だと、労働条件通知書を作ることを専門にやってる人がいたりすると思います。でも私の働いている会社は従業員こそ多いものの規模が小さいので、私を含めほんの数人で労務管理や経理、人事など事務仕事をこなしています。 そんな状況ですから、従業員同士でケンカが起きたり、セクハラが起きたり、管理者への不満が爆発したりという事態にも、その数人で対応することがほとんどです。 政府から色々なガイドラインが出されていたり、就業規則に関して新たな項目を増やすよう通達があったりしますので、基礎的な方針はどこの会社も一緒だと思います。でも実際にトラブル解決を試みてきたなかで私たちが気づいたこと、失敗したこと、工夫したことなどがたくさんあります。 - [あなたがたは見分けがつかないから](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26391) - 英語に "You fit the description" という表現がある。日本語にすると「あなたがそのように見えたから」。スラング等の意味を少し面白おかしく解説する投稿型辞書サイト Urban Dictionary によると、"[p]hrase that police use to justify arresting any African American in any situation" つまり「状況にかかわらずアフリカ系アメリカ人(黒人アメリカ人)を逮捕することを正当化するときに警察が使うフレーズ」である。 私はかつて在籍したシカゴ大学で、このフレーズをタイトルに冠したイベントに参加した。2011年のことだ。多文化共生や LGBTQ を扱うセンターで、そこに出入りしていた有色人種の学生が中心となって開催したイベントだった。 このイベントの Facebook ページには、過去18ヶ月のあいだに大学警察が逮捕した人数のうち50%以上が黒人あるいはラティーノ・ラティーナだったとあった。「大学全体では10.4%しかいない黒人・ラティーナ・ラティーノの学生がこれだけ高い被逮捕率になるのは変だよね?」というのが、イベントの Facebook ページにも書いてある。 - [【動画】早稲田大学講演「"ということになっている"社会の息苦しさ」](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26455) - 早稲田大学演劇博物館が2019年7月15日に開催した「エンパクに虹をかける ─ LGBTQ入門」というイベント - [「MISIA、かっけー!」だけでいいのか 紅白に突如現れたレインボーに感じた興奮と戸惑い(wezzy掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26559) - 2019年の紅白歌合戦、私はその日仕事で朝まで帰らず、すべて終わってスマホ片手にベッドでまどろんでいるときにMISIAのことを知った。 画面に映っていたのは、ギラギラと光るレインボーフラッグと、これまたギラギラときらめく衣装のドラァグクイーンたち、そしてゲイカルチャーで生まれたハウスというジャンルのアレンジで、これでもかというくらいに「あなたがすべて」と張り上げるMISIAだった。 - [元世界チャンピオンが語る「スポーツとトランスジェンダー」(ツイッター翻訳)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26696) - オーストラリアで刑務所の所長をしているキルスティ・ミラー(Kirsti Miller)は、アクアスロン(水泳と - [「源静香さん(63)の独白」 -ドラえもん二次創作シリーズ第1弾](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/13) - 今はもう平気で観れますけれど、あの連載が始まった時は、心の底から怒りが沸き上がって来ましたね。あんな風に勝手に私の名前を使われるなんて、思ってもいませんでしたから。武さんが自分の少年時代のことを漫画で描くつもりらしい、というのは聞いていましたけれど、ああいう形で私たちのあの時代が描かれるというのは、正直ショックでした。すぐにのび太さんとスネ夫さんに連絡を取ったのですが、のび太さんはただただ驚いているという様子で、スネ夫さんは連絡が取れない武さんに対して怒りを抑えられないという感じでした。それは私も同じ気持ちでしたので、その後も何度か武さんに連絡を試みましたが、一切つないではもらえませんでした。 - [「クリスチーネ剛田(61)の受賞パーティ 2009/8」 -ドラえもん二次創作シリーズ第2弾](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/12) - こんばんは、直月です。高橋さん、素敵なご紹介ありがとうございます。集まって頂いた皆様にも、感謝を申し上げます。今回2009年度日本漫画賞を頂きました作品『虹のビオレッタ』ですが、夕栄出版の高橋編集長をはじめ、編集・校正を担当して下さった宇梶さん、解説を書いて下さったエッセイストの杉エイゴさん、そしてこの作品を手に取って読んで下さった皆さんがいなければ受賞には至らなかったと思います。本当にありがとうございました。少し長くなってしまいますが、こうして常々お世話になっている皆さんに、今日は大事なお知らせがあります。 私がクリスチーネ剛田という名前で漫画を描いていたことがある、と知ったら、ここにいる皆さんは非常に驚かれることでしょう。そんな名前は聞いたことがない、という方もいらっしゃるかもしれません。ここには出版業界の人間ではない皆さんもいらっしゃいますからね。クリスチーネ剛田は、1975年から1996年まで複数の雑誌でポルノ漫画を描いていました。私、直月理乃がクリスチーネ剛田と同一人物であるということは漫画業界ではある程度知られた事実ですが、一般に公表するのはこれが初めてになります。今日はプレスも揃ってお出でですから、是非包み隠さず報道して頂けたらと思います。 - [「短編小説『さようなら、片岡玉子』(野比玉子・作 村江輝夜・あとがき)」 -ドラえもん二次創作シリーズ第3弾](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/11) - そうだ、野比という名前にしよう。すっかり灰が長くなった煙草を灰皿に押し付け、玉子は決めた。暑苦しさの抜けた心地良い風が、開け放した窓から入り込む。急に目の前の靄が消え、全てがうまく行く感触を得た玉子は、その昂奮のまま窓から外に駆け出したい気持ちになった。 思いつくことだけは大胆な玉子が、もちろんそれを実行に移すことはない。こんな真夜中に外を走り回れたらどれだけ気分がいいか。そう思いながら、玉子は立ち上がって窓の外を眺めた。暗く輪郭を見せる山の頂が、玉子がこれから目指そうとしているゴールのように思えてきた。山登りの経験は無かったが、頂上に至るまでに相応の苦難が待ち受けていることは分かっていた。 それでも、と玉子は後ろを振り返り玉夫の寝顔に目を遣る。玉子より四つも年下の玉夫は、まだ幼さの残るあどけなさで、口を半開きにして眠っていた。 「わたしが守るからね」 自分の口から出た言葉ながら、映画みたいだと苦笑した。そうだ、映画のようなものなのだ、と玉子は取り出した新しい煙草に火をつけながら窓のふちに腰を置いた。映画のようなドラマチックな展開になることは間違いなかった。いや、と玉子は思い直す。私と玉夫は、これまでの映画のような生活から逃げ出すために「野比」の名を名乗って生きて行くのだ。 野比玉子、野比玉夫、いいじゃないか。二人合わせて「のびのび」だ。タエの生まれた横須賀にある野比一丁目から取った安易な名前だったが、案外、しっくりくるものだ。いい名前なんていうものは、大体後付けで意味が与えられたものなのかもしれない、と玉子は一人納得する。 - [同性婚を私が積極的に支持しない理由——あるいは同性婚を支持しない人が「国民」という概念に対抗しなければならない理由——あるいは同性婚とネオリベラリズム](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/113) - 結婚を通して様々な利益や権利が得られるというのは、疑いがない。私自身も、もしどうしても結婚する必要が出て来たら、反婚の信条など横に置いて、結婚すると思う。「ゲイ」を商品化するようなマーケティングの仕事にだって、他の仕事の機会に恵まれなければ、就くだろう。生き延びることは、私にとって、政治的な信条なんかよりも重要なことだから。でも、まさにその、生き延びることを優先させるという態度を私が採用するからこそ、あたかも結婚制度にもLGBTマーケティングにも問題が全くないかのように振る舞うことは、してはいけないと思っている。それらに自分が関与してしまったとき、私は「私にはその権利がある」という態度ではなく、恥ずべきなのだ。 - [共生ネットによる『セクシュアル・マイノリティへの対応に関する要望書』およびそれにまつわる議論について](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/126) - "共生社会をつくる" セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク(以下「共生ネット」)が『被災地におけるセクシュアル・マイノリティへの配慮ある対応について要望書を提出しました』という記事で、同団体が緊急災害対策本部および内閣官房長官の枝野幸男さんに提出した旨を報告し、要望書(以下「要望書」)本文の一部を公開しています。 - [「日本初の『ゲイ議員』」は「初」じゃない。](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/129) - 「ちょっとあんた反応遅くない?」と思われそうなので言っておきますが(笑)、英語媒体で "Japan's first openly gay politician" とか書いてあるのを見つけてすぐに英語ブログで『"An Openly LGBT Politician in Japan!?" Is Not A New Phenomenon』という記事を書いたので、そちらもよかったら合わせてどうぞ。 - [米国LGBT家族・友人団体PFLAGと、「クィア」vs「それ以外」という分け方について](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/15) - PFLAG(ピーフラッグ)というのは「Parents, Family, and Friends of Lesbians and Gays」(レズビアンとゲイの親・家族・友人)の略で、都市を中心に数百の部局(チャプター)と二十数万のメンバーを抱える、この類の団体では米国で(というか世界的に)最も大きなもの。「非友好的な社会で生きていくための支援」「無知や間違った情報に対抗するための教育」「差別を無くし、平等な市民権を獲得するための権利擁護」の3つの理念的柱を掲げて、LGBTの若者に加えて、かれらの家族や友人を受け入れて活動している。と言っても一般的には、子どもからレズビアンやゲイとカミングアウトを受けた親や保護者が電話やメールを通してサポートを受けたり、実際に月例のミーティングに参加するなどする場所という理解が広まっている。それは確かに間違いではないのだけれど、他にも色々やっている事実はあまり知られていない。 - [まとめ「反差別運動への批判と、反差別へのコミットをめぐって」](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/341) - 差別撤廃 東京大行進というイベントについて、様々な議論がツイッター上を中心に行われていますが、私はイベントに参加しませんでした。その経緯も含め、私のこのイベントについての現在のスタンスをツイート連投したところ、 Togetter 上にまとめてくださった方がいます。 - [社会運動の優先順位——金明秀(きむ・みょんす)さんへの返答として](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/1110) - 「差別・ヘイトスピーチの定義付けと、それらに含まれない発言の暴力性について」 http://togetter. - [「LGBT」フレンドリーなら何やってもいいのか?](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/5696) - 昨年、大阪市淀川区が出した「LGBT支援宣言」がネットでも話題になった。 それ自体が悪いことではないとは思うものの、私は何となく不安を感じて、この区長の名前を検索してみた。そして見つけたのが、この論文(PDF)。これは、榊正文(さかき・まさふみ)淀川区長が区長に立候補する際の公募論文として提出したもので、大阪市のウェブサイトに掲載されているもの。 - [科学の世界は男性優位? 女性のからだを表紙に使ったサイエンス誌に米国下院議員が抗議(ウートピ掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/16086) - 昨年、女性型ロボットが家事をしているイラストを表紙にした『人工知能』という学会誌に女性蔑視との批判が相次いだことは記憶に新しい。(参考記事:女性型ロボットがお掃除 「人工知能」表紙イラストが"女性蔑視"と話題に) 当時この問題をツイッターで拡散したとされるスプニツ子さんは「日本の性差別」の問題の大きさを指摘していたが、今度はアメリカ科学振興協会がやらかした。同協会が発行している『サイエンス』誌の表紙が、科学の世界から女性やマイノリティを排除するようなメッセージを持っていると批判を受けているのだ。 - [『現代思想』2015年10月号(本日9/28発売)に文章が掲載されました。](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23275) - 先月の頭に青土社より「LGBT特集」を組むとのことで原稿執筆依頼を受け、これまでこのブログなどで書いてきた同性婚関連の議論をまとめた文章を書きました。 内容に即したタイトルを真面目に考えてとりあえず仮に「排除と忘却に支えられたグロテスクな世間体政治としての米国主流『LGBT』運動と同性婚推進運動の欺瞞」としておいて、 Facebook でタイトルを書いたら「喧嘩売ってるね!」と言われたので、ビビってたんだけど青土社の人は全然タイトルに注文をつけず、気づいたらそのまま印刷されていました。でもさっき実物が届いて他の人の文章をパラパラと読んでみたら、タイトルは無難でも内容は私より喧嘩売ってる人もいたので、まぁいいよね。 以下、冒頭部分のみ公開します。 - [自民党の委員会がLGBTについてラディカルなこと言ってるけど多分気づいてない件](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23731) - 昨日4月27日、自由民主党政務調査会および性的指向・性自認に関する特命委員会が、「性的指向・性自認の多様なあり方を受容する社会を目指すためのわが党の基本的な考え方」として2つのPDF文書を公開しました。 - [『人権と生活』44号に文章が掲載されました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24440) - 在日本朝鮮人人権協会よりご依頼をいただき、本日2017年5月26日(私の誕生日でもあります!)発行の『人権と生活』44号に文章が掲載されました。 - [【終了】講演のお知らせ 2017年5月28日(日)@埼玉『働くLGBTのホンネ』](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24388) - 2017年5月28日(日)に埼玉で「労働とLGBT」について講演します。した。 「スキルのないLGBT」「ブラ - [[終了] 11/26(日)群馬県館林市で牧村朝子さんのイベントやります&トークで参加します](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24662) - このイベントは終了しました。たくさんのご参加を賜り、とても盛り上がるイベントとなりました。参加者の皆さんに感謝致します。 タレントで文筆家の牧村朝子さん(通称まきむぅ)が、私が母と経営する店 FAT CATS Bar & Grill にて11/26(日)15〜18時に『まきむぅと群馬で飲み食いしよう』というイベントを開催します。 - [翻訳:ジュリア・セラーノによるトランス女性と男性特権についてのツイート群](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26568) - 長いスレッドになります。私は、男性特権について質問されることがよくあります。昨日はインターネット上でいろいろとあったため、特にたくさん質問を受けました。ネット上で起きたことについては直接言及しませんが、このトピック自体についての私がどう考えているか、この機会に書いておこうと思います。 - [杉田水脈の差別発言と、セクマイの自己肯定感 #ThisIsPRIDE](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26365) - LGBTやクィア、性的マイノリティについてひどい物言いをするのはなにも政治家や著名人だけじゃなくて、学校の先生から親戚のおじちゃん、近所のうなぎ屋の店主などから私たちは日常的に嫌なことを聞かされている。 そうやって聞かされたことは少しずつ胸の底に沈み重なって、ちょうど川の底がよどんでいるのと同じように、普段は底のほうでおとなしくしているけれど、小さな石でもひょいと投げ入れればいとも簡単にふわぁと広がって、しばらくのあいだ私たちの心が晴れることはない。 あぁそういえば、私みたいな人間はおかしいんだった。 あぁそういえば、私みたいな人間は迷惑なんだった。 あぁそういえば、私みたいな人間は親不孝なんだった。 - [【出演します】オンラインイベント『ダイバーシティにふれる』](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26707) - 7月5日(日)、午後3時から出演します。本当は3月にやるオフラインイベントだったのですが、感染症拡大の影響で延 - [10月24日17時〜セクガクオンラインイベントに登壇します](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26837) - 学生が主体となって開催するセクガク2020。 イベントの趣旨は「性に関する様々なテーマを扱った10のプロジェ - [【出演します】書評会:吉野靫『誰かの理想を生きられはしない——とり残された者のためのトランスジェンダー史』【12/13】](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26849) - 先月出版された、吉野靫さんによる『誰かの理想を生きられはしない――とり残された者のためのトランスジェンダー史』 - [「トランスコリアン」が安易な3つの理由と1つの原因](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26870) - 「トランスコリアンには怒るのに、トランス女性にはどうして怒らないのか」 そういった声が「TERF」(トランス排除的ラディカル・フェミニスト)たちから上がっている。 トランスコリアンとは、あるツイッター利用者が作った言葉だ。曰く、Kポップなどを愛好する日本人が「今日から自分もコリアン」と言いだしたら問題があるだろうに、どうしてピンクのスカートを履きたがる男が「今日から自分も女」と言いだしたら女性として認めなければならないのだ、という主張らしい。 一見筋が通っているように見えるけど、あまりに多くの前提が共有されていなくて、頭を抱えてしまった。 - [イギリスのオンラインイベントにパネリストとして登壇します](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27095) - 日本時間では27日の午前1時(夜中…!)ですが、よかったら。※下の YouTube のところから行くと「リマイ - [安全なトイレの設計と運用に関する、男性が支払ってこなかったツケ(2021.6訂正あり)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26879) - ツイッターではフォローをゼロにしたとはいえ、トランスジェンダー、特にトランス女性を取り巻く現状については最新の情報をできるだけ把握しておきたいと思って、キーワード検索や ID 検索をしてチラホラと関連ツイートを読んではいる。 その中で、トランスジェンダーの人々の利用を想定しながら現実的にどういう具体的なトイレの設計や運用が望ましいのかを語っている人を見つけた。これについて、こういう議論こそ必要なのだと評価している意見も見た。 - [【出演します】「企業で輝く女性/LGBT」が増えたところで一体何が変わるんでしょう?【12/14・オンライン】](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26907) - 実は卒業して初めて母校に声をかけられ、イベントに参加することになりました。主催は ICU を中心としたインターカレッジ学生サークル PRISM。 - [喰われノンケについての曲を作りました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27113) - 久しぶりに曲を作る気持ちになって、今年の頭から少しずつ作りました。テーマは「異性愛の同級生を好きになってしまっ - [トランス女性はフェミサイドの標的になるのか](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27127) - 簡潔に言えば、「なる」というのが私の見解です。以下、それについて私が書いたツイートと、それに対して寄せられたご - [翻訳:OnlyFans が性的コンテンツ排除に乗り出した背景にある巨大な宗教右派運動について](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27131) - (ポストカルチャー・レビュー ツイッタースレッド 2021年8月20日) 多くの人が OnlyFans の話題 - [【オススメ】LGBT/クィア/フェミ系のYouTuber/Podcaster【真面目系】](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24500) - これまで日本でも、世間に求められる「オネエ」キャラ全開で動画生配信をする人や、ライフスタイル系YouTuber - [世界一簡単なポリティカルコレクトネスの解説](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24529) - ポリティカルコレクトネス(以下、PC)に関して、それに反対する側にも支持する側にも同意できない部分があリます。これまで少しずつツイートでも書いてきましたが、改めて書きます。連投ツイートで出す予定だったので、140字で区切れてますw まず、差別を肯定する、あるいは条件付きで許容するような人たちがいます(以下、差別主義者)。一方で、差別を否定する、あるいは条件付きで非難するような人たちがいます(以下、反差別主義者)。PCに反対する人には前者が多いですが、後者にも反対する人たちがおり、必ずしも一致しません。 よくある誤解として、「反差別主義者の目的はPCの徹底された社会の実現にちがいない」というものがあります。一つ、反差別主義者の全てがPCを支持しているわけではないという指摘ができますが、それよりも重要な点として、反差別主義者の多くは「PCの徹底された社会」を望んでいません。 - [これまでに作った曲をまとめました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25301) - ご存知の方もいると思うのですが、結構前からときどき、プロテストソングというか何というか、思いっきり政治的メッセ - [『生物学的性→性自認→性的指向』という順番について](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/5728) - 性別について、今となってはある程度の認知度を獲得しつつある「LGBT」を説明する際に、私たちは「生物学的性」「性自認」「性的指向」という概念をよく使います。 世の中一般的には、まずベースに生物学的性があって、それを根拠に生物学的性と同一とされる性自認が発達して、そしてその性自認の反対の性(異性)に性的関心を持つようになる、という論理構造が幅を利かせているわけです。この「生物学的性→性自認→性的指向」という順番、そして左のものが右のものの根拠になり、人はまっすぐにシスジェンダーかつ異性愛に導かれるはずだ、という考えは、私たちが人の性別を解釈するときに大きな偏りを生み出します。 - [世の中は"息苦しく"なっている? TV・CMの炎上をめぐって(横浜市男女共同参画推進協会『フォーラム通信』掲載インタビュー)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24757) - TV・CMの世界では、性に関する表現をめぐって炎上が相次いでいます。「性差別的だ」と抗議が寄せられる一方、「ネタを分かっていない」「この程度で抗議するなんて、世の中は息苦しくなっている」という声もあります。 メディアが炎上するとき、そこではどんな議論が交わされているのでしょう。評論家のマサキチトセさんにうかがいました。 - [翻訳『結婚は私たちを決して自由にはしない』(ディーン・スペード、クレイグ・ウィルス)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23227) - 近年、同性間の婚姻を認める州法が可決するたびに、同性間の婚姻の法的認知を肯定する裁判所判断が出されるたびに、政治家が同性間の婚姻を肯定的に語るたびに、革新を志向する("progressive")人々の多くは結婚を称揚してきた。一方同時に、多くのクィア活動家や学者は同性婚推進運動を厳しく批判してきた。結婚を擁護する者は時にこれらの批判があることを認め、このようなことを言う。「結婚は万人のためのものではないし、万能でもないけれど、それでも必要だ」と。 - [【翻訳】「ENDA」(雇用差別禁止法)に「T」を入れること:私はトランスジェンダーの女性で、雇用を保障される権利がある](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/958) - Parker Marrie Molloy(パーカー・マリイ・モロイ)が2013年11月8日に政治系ニュースサイトTPMに寄せた文章を、大雑把にだが翻訳した。内容の細かいところは私と全然意見が違うのだが、社会運動における「現実主義」が必ずしも短期的効果を持たないという事例として重要だと思い、ここに載せる。 - [1979年。日本でさだまさしが「関白宣言」を歌ってた頃、アメリカで Gloria Gaynor は「そのドアから出て行け」と歌っていた。](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26439) - Gloria Gaynor ってご存知ですか皆さん。グロリア・ゲイナーと読みます。こんな人です↓ かっこいいね - [YouTube 発信のススメ&覚えておきたい13のコツ](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26478) - こんにちは、ライターのマサキチトセです。2015年10月に YouTube チャンネルを始 - [わかりやすいフェミニズム、わかりにくいフェミニズム【再掲載】](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/137) - 「一般の人にわかりやすい言葉で話して下さい」と言われる経験は、私たちフェミニストには日常茶飯事だ。そう言われるたびに私はその言葉に憤りを感じ、口をつぐむ。時には相手に噛み付くこともあるけれど、そこまでして相手に分かってほしいと思っているかというとそうでもない。何が頭に来るのかと言ったら、それはフェミニズムに「わかりやすさ」を求め、「わかりやすくないなら私はそれに賛同しないぞ」と、言外にほのめかす態度なのだと思う。そしてまた、自分がわからないということを「一般の人」という安易なカテゴリーを使って、あたかもかれらを代弁しているかのような振る舞いで当然のように開き直っている様子も、苦手だ。「一般の人」とはいったい、誰のことを言っているのだろう。 - [ノーモア](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25477) - 「誠意がある」「敬意がある」ということの大切さについて最近はよく考えていて、というのもどうにもどうやら日本には、自分が持ってないマイノリティ属性を持ってる相手を前に物怖じしてしまうというか、「まちがったことを言ってはいけない」「傷つけてはいけない」という強い自己強迫に陥る人というのがたくさんいるらしいということを、まがりなりにも差別問題について講演なんかをやっていると痛感させられているからなんだけれど、いや、もちろんほかの国にもそういう人はいるに決まっていて、アメリカでも一定の期間を上品な、というか上品自認の白人に囲まれて過ごしているとそんな空気が蔓延してるのを感じはする。 - [標準体重ですらない女の自己肯定感はどの人形が教えてくれるのか](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23040) - 決して平均的でないプロポーションで、「女性はこうあるべき」「魅力的な女性はこういうものだ」という社会通念に寄与してきたバービー人形に対抗して、 Nickolay Lamm さんというアーティストが実際のアメリカの十代女性の平均的なプロポーションを再現して作ったのが、ラミリー人形。私も「いいね」と思っていたし、今でも一定の効果はあると思うのだけれど、ラミリー人形が全く問題がないとは言えないような気がしてきたので、ここに書いておく。 - [note の記事をこちらに移しました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26431) - このたび、これまで note で書いていた記事を(一部を除いて)このブログに移行しました。たくさん新規投稿したかたちになるので、ブログ登録されている方々には突然連続でメール通知が行ってしまったかと思います。申し訳ありません。 note をやめることになったきっかけは、こちらの情報を目にしたからです。 - [イラストが友人のzineの表紙・挿絵になりました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26406) - 私の絵の練習をあたたかく見守ってくださっているみなさん、いつもありがとうございます。 これまで絵を描くなんてことはろくにしたことがなったのに、突然描きたいと思い始めて、中村珍さんの漫画講座を受けてからというもの、みなさんの応援のお言葉に励まされて、なんと半年以上も続いています。 - [逃げないDV被害者はバカなのか](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26368) - 暴力の被害に遭っている/遭っていた女性が、単に無力だったり無知だったりして何もアクションが起こせなかったり、受 - [飲食店経営者の立場から「インスタ女子」問題を考える](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26362) - マツコ・デラックスが「インスタ女子」をディスる発言をしたことを今でも覚えています。食べ物を粗末にしているからと - [BがboysでLがlove](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26353) - どうすんのどうすんの、って。 やばいよやばいよ、って。 なんか堂本光一のこと好きかもしんない、って。 小学校6年生のこと。 何気なしにテレビを観ていて、たぶん歌番組で、 堂本剛は歌がうまいね〜なんつー雑談中の雑談を繰り広げる我が家のリビングで。 私、気づきました。 堂本光一、かっこいい。 って。 なんだろーなー、こう、少し年上の同性に憧れちゃうってゆーか、 自分、先輩のことすげーかっけーと思ってます! みたいなのかな? って頭の中で整理しようとしたんだけど、 違うっぽい。 これ、「好き」ってやつだ。 - [土俵際の南浦和](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26355) - 降りてください! 降りてくださーい! つって。 もう何、どしたの? 誰がどこに登っちゃったのー? って。 やだジャングルジムのテッペンにうちの子が…! つって。 しかもなんか……裸……? そんなワイルド(元気)かつワイルド(露出)な姉を持つ私ですが、 もうね、とにかく人生、降りるに限るっつーか。 ジャングルジムのテッペンとか危ないし、 満員電車の駆け込み乗車とかね、ほんと次のを待とう? って思う派。 そっち東京っしょ? って。3分刻みとかで電車来んでしょ? って。 こちとら30分とか1時間に1本のスローライフ送ってっから。(群馬) 沿線全体的にヒッピーなのかな? って。 たぶんヨガとかやってる。 私もたぶんにもれずヨガ精神っていうか、 右の頬を叩かれたら左の頬を出す派っつーか、(←宗教入り乱れ) 人生のモットーは「ま、いっか」ってとこあるし。 EAST END ✕ YURI か私かでしのぎを削ったこともある。(ない) その日も「ま、いっか」って思ってた。 - [トイレの異文化コミュニケーション](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26357) - 「テンダラールズ」 …え…? おっさんがもう一回、少し強めの口調で言った。 「テンダラールズ!」 なんならおっさん、「もーなんでわっかんないかなあー」くらいの顔してた。 …えと、$10…? スマッ…プの…? 「$10」(今回は聞き取れた) お、おう。 十ドルね。それはわかった。 その上で、あの、もう一回ね、 私の顔らへんを、よーく見ていただきたいんですけど、 え? もう渾身の「え?」って顔した。 - [One for all, all for one. But ずっと one.](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26351) - よくさー、初の海外旅行が不安ーとか言うじゃん。 英語分かんないから入国審査が怖いよーとかさ。 いやいや、そんなんちょれーから。 ちょれーっつーか、ちょれくないかもしんないけど、 書いてあんじゃん、何十冊と、本に。 本屋に行けばいくらでも見つかるよって。 大丈夫大丈夫安心して、入国できるってあんたなら。 なんつって、何十回と入国を経験した私なら言えるわけ。 17歳の若さと度胸で初海外をこなしてから、 もう入国という入国をほしいままにしてきた。 なんならそろそろ国の方から「寄ってく?」って言われてもおかしくない。 そう、入国に関しては。 - [心凍らせて](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26347) - 日頃包み隠さずオネエ言葉でしゃべってるとこあって。 一人称は「あたし」だし、 「やだー」とか「わかるー」とかの類いなら1日に1回は必ず言ってる。 そんなんだから、共同経営してるお店の接客とかでも 「この中なら誰がイケる?」とか質問されることあって。 - [ニュー・クローゼット](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26331) - [ここ半年、イラスト・漫画でも表現ができるように練習しています](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25314) - さきほどこれまでに作った曲をまとめましたという記事をアップしましたが、こちらもまたまたご存知の人たくさんいると - [マサキチトセのニュースレター第2号(2018年8月28日)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25885) - 人の声を勝手に代弁することがいかにダメなことか、ゆるふわな方のブログで以前ゆるっとふわっと書きましたが(舞い散 - [マサキチトセのニュースレター創刊号(2018年7月17日)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25820) - こんにちは、マサキチトセです! 私のサイト『包帯のような嘘』を登録してくれていて、ありがとうございます(*´꒳ - [「査読(さどく)」というシステム:その慣習的なやり方と、オルタナティブなやり方](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/1768) - 学問など、専門性を重視する業界では、論文を出版することが研究成果を発表する方法として頻繁に採用されています。研究者は同業者の論文を引用したり参照することで、互いとの議論を深めて行きます。また、どの媒体に掲載されたかということによって、読者の多くはその論文の信憑性を推測したりします。なので、水準が低いと思われている媒体に論文が掲載されても、その研究を真剣に取り合わないような人もいたりします。その水準を確保するために、各媒体の編集委員会は「査読(さどく)」というプロセスを行っています。 - [【4/21 13:30〜】貧Q第1回ミーティング兼立ち上げイベント開催!【久喜総合文化会館】](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/156) - 昨年末にツイッターやFacebookで呼びかけて、それにこたえてくださった皆さんと一緒に、「貧困をなくすためのクィアの会」(仮)を立ち上げることになりました! 以下の通り立ち上げイベントをやりますので、みなさんぜひご参加下さい! - [【クィアx貧困】貧困をなくすためのクィアの会が2013年4月21日に発足しました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/177) - このブログでも以前お知らせした通り、久喜市にて、「貧困をなくすためのクィアの会」という新しいクィア団体が発足し - [「ガラが悪い」「品位が無い」「チンピラヤクザ」という批判への違和感](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/347) - 動画を発見してツイート https://twitter.com/cmasak/status/382898068472881153 https://twitter.com/cmasak/status/382899502023061504 - [婚姻制度は官製の弱者ビジネスです(松沢さんへの応答)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/353) - 先日開催された『差別撤廃 東京大行進』というイベントに参加した @rinda0818 さんのツイートについて、私を含め多数の人がツイッター上で意見を交わしました。 @crowserpent さんが「反差別運動と婚姻制度の差別性をめぐって」というタイトルで Togetter というサイトにその記録をつけてくださったので、今回の一連の議論の中身を知らない人は、まずそちらに目を通してもらえたらと思います。 次に、この議論について松沢呉一くれいちさんという人が Facebook 上で意見を公開しています。松沢さんの今回の一般公開の投稿において、私の立場は「結婚という制度を批判する人たち」とひとくくりにされ、批判を受けていますが、松沢さんによる今回の議論の解釈は私と大きく異なっており、私個人の考えについては誤解もあると感じているところです。加えて、婚姻制度についての意見も松沢さんと私では全く違うので、それも含めて、応答しておきたいと思います。 - [クィア学会2013を振り返る](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/535) - 2013年11月9日と10日は、クィア学会の第6回年次大会だった。同時に9日には臨時総会が、10日には定期総会が開催され、学会誌『論叢クィア』第6号もその場で会員に配布された。 私は2012年度のはじめ(2012年秋)に幹事に選ばれ、それから代表幹事と名簿管理担当を兼任する形でこれまで1年間活動をしてきた。すべてを振り返ることは体力的にも精神的にも不可能だが、今回の大会、総会、学会誌について、思ったことをまとめておきたい。 - [ナチヲさんの言いがかりに応答します。](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/1895) - 恐らくフェミニストなのではないかと思うんですが、私への批判みたいなものがツイッターにあったので、応答しておきます。 - [今一生さんたちから頂いたご指摘について](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/1951) - 昨年末、「もし明日あなたがセックスワーカーになったら? 労働環境、相談所など、知っておきたいいくつかのこと」という記事を書きました。これについて、今一生(こんいっしょう)さんよりツイッターにてご指摘を頂きましたので応答致します。(「デブが捗る桜餅」さんという人のツイートも混じります) - [アムネスティ・インターナショナルのセックスワークに関する文書を日本語訳しました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/1521) - この文章は、アムネスティ・インターナショナルからリークされ、インターネットにアップロードされている文書を、マサキチトセが日本語に翻訳したものです。 翻訳の質は非常に悪く、日本語の文法や慣習的な言い回しに適切に変換できていないところもあります。また、訳者の力不足で必ずしも意味が明確に読み取れない部分があり、「訳者注」をつける、あるいは英語のオリジナルのフレーズや単語を付記してある部分があります。 論文や、公開の文章等に引用することは控えてください。また、リークされた文書ですので、オリジナルが今後インターネットに残らない可能性もあります。更に、強い要求を受けた場合、この日本語訳をサーバから削除する可能性もあります。あらかじめご了承ください。 - [翻訳『米国の醜さ: 有色人種クィアとトランスが言う「私たちの名の下にそんなことはするな」』](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23909) - 日曜の夜、私は悪夢を見ていた。それも無理はない。日曜の朝、ルームメイトが私のパートナーと私のところにやってきて、オーランドの銃撃事件について知らせてくれた。それからというもの、私の1日はショックと怒りと悲しみに支配された。最終的にベッドに横になり目を閉じてじっとできるほどに落ち着けた時には、少々自分でも驚いたくらいだ。そんな日に見る夢がろくな夢なわけがない。 - [翻訳『セックスワークに関して新しく打ち出した方針について、アムネスティ・インターナショナルがハリウッド芸能人から反発を受けている』(ジョージア・ストレート誌)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23250) - 同意のある成人同士間のセックスの売買を犯罪とすることに反対するという計画を出した、世界有数の人権団体が炎上している。 アムネスティ・インターナショナルはこの計画を「成人同士間の同意のある性的行為——これは強制や嘘、脅迫や暴力を伴う行為を含まない——は国家の介入から守られるべきであるとの人権の理念に基づいている」としている。 - [翻訳『同性婚の隠された歴史』(ヤスミン・ネアー)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23239) - 同性婚について、最高裁判所はいつでも、それこそ明日6月26日にでも、その判断を出すだろう。 主流のゲイ男性やレズビアン女性がそこらじゅうで、固唾を飲んで待っていると言っている。 Twitter と Facebook のどちらにおいても、みんながどうなるだろうと気を揉んでいる様子を書いている。 この見せかけだけの気の揉み方は、求婚者からのアプローチに驚いたふりをしてみせるビクトリア朝時代の典型的な女性の姿を思い起こさせる。「なんとまぁ、思いもしませんでした! 私が生きている間に同性婚が実現するなんて! まったく驚きました!」 - [翻訳『同性婚の代償』(ティモシー・ステュワート-ウィンター)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23232) - 米国全土での同性婚の権利を認めた最高裁判所決定は、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのアメリカ人にとって喜ばしい瞬間をもたらした。私たちの平等な尊厳、そして異性愛カップルが享受するのと同じ法的保護を得る権利が認められたことは、公民権の歴史における画期的な出来事である。しかしこれはまた、第二次世界大戦後に始まった同性愛者の自由を求める運動にとって、最後の歌声になるかもしれない。 過去10年間にこの運動が得た二つの大きな勝利、つまりオープンに軍隊に務める権利と、婚姻する権利が実現したと同時に、女性の同一賃金や妊娠・出産に関する選択、住居や学校の分離状況、マイノリティに対する警察暴力、及び十分な賃金と、皆にとっての職と退職の保障といった、公民権の他の領域において、改善がストップしてしまったり、あるいは逆行してしまったということは、とても不運なことであった。 - [翻訳『調査対象者、回答者、参加者の保護について』:卒論を書いている大学生や、独自調査をしようとしている団体は、ぜひ一度読んでください](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/1758) - イギリスの聖アンドリュース大学がホームページで「調査対象者、回答者、参加者の保護について」という文書を学生向けに掲載しています。 LGBT/Q関係で卒業論文を書きたいのでインタビューさせてくれませんか、とかいう連絡は(私にはなぜか全く来たことないけど!)いろんな活動家や活動団体メンバーが日々飽きるほど浴びせされている質問ですし、数年前からそういう状況が増えて来たなと思っていました。でもそんなに怒ってもしょうがないし、まぁいいかと思っていたんですが、最近(名前は出さないけど)なんかもう調査者のことも調査対象者のこともゴミとも思ってないような(風に私には見える)人が調査を奨励して、調査者と調査対象者をつなげる動きとかをしてたり、あと何だか全然信用できないような調査本が出版されたり、ここ1年くらいでそういう最低な状況が目に入るようになってきてて、本当にもう大学はなにやってんの!? - [翻訳『なぜ北朝鮮は核兵器を必要とするのか』(文:スティーブン・ゴーワンズ、翻訳:マサキチトセ)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/165) - 3度目となる北朝鮮の今回の核実験は、歓迎されるべきか、嘆かれるべきか、あるいは非難されるべきだろうか。それは、あなたの視点次第だ。他国の支配や介入を受けることのない内政を可能とするべきだと信じるのであれば、そして、その権利を、米国と米国に追従するソウルの政府が南の朝鮮人から奪っており、北の朝鮮人のそれも奪おうと企んでいると信じ、更に、米軍の征服を阻止するために核兵器を建造することが北の朝鮮人が自国の統治権を維持する最も有効な方法だと信じるのであれば、今回の核実験は歓迎されるべきものであろう。 もしあなたがリベラルなら、平壌が完全に永久に検証可能な形でその核兵器計画を白紙にする代わりに、 DPRK (朝鮮民主主義人民共和国、北朝鮮の正式名称)に対して米国は安全を保証するべきだと考えるかもしれない。もしそうなら、そのようなあなたの立場について、3つの問題を考える必要がある。 - [同性婚実現のその先に向けて](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/243) - おそかれはやかれ、日本においても同性婚の合法化は実現するだろう。それが のぞむべきゴールなのか、むかうべき方向なのかということについては、賛否がわかれるとおもう。「賛」のなかにも「否」のなかにも、さまざまな意見があることだろう。 たとえばわたしは「否」の立場をとっているが、それは別に異性と結婚したいとおもうひとと同性と結婚したいひとのあいだに不平等があってもいいと思っているからではない。しかしいずれにしても、同性婚は法律でみとめられるようになるだろう。どんなにわたしが反対しようと。 であれば、同性婚の実現に反対の立場をとっているわたしがしなければいけないのは、もちろん反対意見をことあるごとに表明していくことでもあるいっぽうで、同性婚が実現してしまったときに なにがおこるのかについて、きちんとかんがえ、共有し、それらがおこるまえに どのような準備が必要なのかをかんがえ、その準備に ちからを そそぐことだろうとおもう。 - [週一でネットラジオ生放送はじめます『マサキチトセの《エロくない性の話》 #ensh21 』【毎週水曜or木曜 午後9時〜】](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24845) - 2018年3月の21日もしくは22日から、LGBT・クィア・ジェンダー・性暴力・セックスワーク・社会運動・カル - [【音声配信#001】トランスジェンダーと医療の歴史と現在、#WeToo運動への違和感【ゲスト:畑野とまと】 #ensh21](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24881) - 今回のトピック トランスジェンダーと医療の歴史と現在 WeToo運動に関する違和感 ゲスト 畑野とまとさん @ - [【音声配信#002】LGBTIQと性暴力 他【ゲスト:RC-NET 岡田実穂、宇佐美翔子】 #ensh21](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24949) - 今回のトピック RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク)の成り立ち LGBTIQと性暴力 2017年法改 - [【音声配信#003】LGBTのトレンドを読み解く【ゲスト:ちぇがる・やか】 #ensh21](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25022) - 今回のトピック エイプリルフールとLGBTネタ 学校の制服問題 TVドラマにおけるLGBTの表象 保険証に通称 - [【音声配信#004】『私のエッジから観ている風景〜日本籍で、在日コリアンで』【ゲスト:金村詩恩】 #ensh21 (今回で一旦休止)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25107) - お知らせ 計4回お届けした《エロくない性の話》ですが、スケジュール等いくつかの理由で一旦休止とさせて頂きます。 - [「LGBTではないフツーのひと」に考えて欲しいと思う10のこと(2018年版)+動画あり](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/26274) - 「LGBTではないフツーのひと」って、誰だろう? 「フツー」って、どんなことを指すんだろう。 そんなことを思いつつも、でも、「LGBT」と「フツーのひと」は分けて考えられてしまうことが多くて、日常的にもやっぱり、自分のことを「自分はLGBTではないフツーのひとだ」と思っている人はたくさんいるっていう実感があります。 この文章は、そんな人たちへのお手紙のようなものだと思ってください。 - [言語を学んでたら、差別も学んでた、なんてことのないように](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24827) - 「いただきます」って英語で何ていうの? ——英語を勉強している人から、こういった質問をされることがあります。 例えばキリスト教徒だったり他に宗教を持ってたりしたら別かもしれませんが、英語には同じような表現がありません。みんなが言う共通の言葉というのはない、というのが答えになります。 それでも、日本で育って英語圏に行った人は、現地で友だちとかホストファミリーがご飯を作ってくれたとき、どうしても「いただきます」っぽいことを言わなければならないような気がしてしまうかもしれません。 - [【ICUのミスコンに反対するひとに10の質問】](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/133) - 6月3日、ことし10月末にICU(国際基督教大学)の学園祭(ICU祭)においてミスコンが開催されるという情報が、ツイッター上でながれた(ICU-CP9[主催団体]、2011年ICU祭実行委員会 企画調整局、ICU祭実行委員会、企画調整局サイト)。それからというもの、ツイッター上では様々な見解がいりみだれ、このイベントの開催に反対するわたしもいろいろな発言をしてきた。それらのツイートは togetter まとめ『ICU(国際基督教大学)でミスコン!?』にまとめることにし、ほかのひとの協力をえながら、2000以上のツイートを収集してきた。 - [同性愛について考える3つのこと](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/151) - 『ポーチ』というサイトに、「同性愛について理解を深める3つのこと」という記事が掲載されています。深める「ための」3つのこと、ではないのか? という疑問はさておき、「同性愛」というものについて、インタビューしてる人にしても、されている人にしても、私が考えているものとはいくつもの点で異なっているので、メモがてら、書いておきたいと思います。 - [生活保護とクィア(シノドス掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/188) - 「生活保護」とは、すべての人が「健康で文化的な生活の最低水準を維持する」という理念にもとづき、それを実現するためにつくられた制度です。 生活するために必要な服や食べ物にかかるお金、光熱費、義務教育を受けるためのお金、家賃など住む場所にかかるお金、病院にかかるときにかかるお金、介護にかかるお金などなど、わたしたちは、いつもつねに自力で用意することができるとは限りません。近年の就職難で仕事を失うという経験は、誰にとっても身近なものとなりました。リストラにあったとき、契約を更新されなかったとき、派遣を解除されると同時に雇用関係も切られたとき、わたしたちが自分の「健康で文化的な生活の最低水準を維持する」ためのお金を自力で調達するのは非常に難しくなります。 - [「LGBTではないフツーのひと」に かんがえてほしい10のこと](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/696) - 「……な10のこと」みたいなの、ハヤリが おわったら つかえないので いまのうちに びんじょーしておこうかと おもいまして。うふ。 「LGBTでわないフツーのひと」とゆー いいかたわ、カギカッコおつけているとーり、しょーじき あまり わたしわ つかいたくない いいかたです。でも、じぶんのことお「LGBTでわないフツーのひと」と おもっているひとに、とくに かんがえてほしいことが いくつか あります。また、いちばん さいごにも かきましたが、じぶんのことお「LGBT」と おもってるひとにも、よんでほしいと おもっています。 - [もし明日あなたがセックスワーカーになったら? 労働環境、相談所など、知っておきたいいくつかのこと(ウートピ掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/935) - 12月6日、「改正生活保護法」と「生活困窮者自立支援法」という法案が可決した。大雑把にまとめれば、今までとくらべて生活保護を申請し保護を受けることのハードルは高くなり(改正生活保護法)、「生活保護を受ける前に頑張って働け」と言われるようになる(生活困窮者自立支援法)。 特に女性は6割近くが非正規雇用であり、非正規雇用全体の7割を占めている。シングルファザーの5倍いるとされているシングルマザーの収入は、シングルファザーの約半分しかない。世帯全体の収入で見ても、シングルファザーの年間平均収入が455万円なのに対し、シングルマザーは291万円となっている。 - [「女も強く輝け」というプレッシャー パンテーンのCMにネットで賛否両論(ウートピ掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/1008) - 11月9日に YouTube にアップロードされた動画が注目を集めている。日本でもおなじみP&Gの「パンテーン」がフィリピンで出したCM動画で、再生数は11月26日時点でなんと1,700万回を超えている。 - [上から目線の男の解説にうんざり! あなたの身近に必ずいる「マンスプレイニング系男子」とは?(ウートピ掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/6751) - 「男の根拠の無い上から目線にイラッ」――そんな女性の気持ちを表現したある言葉が、2008年インターネット上に登場しました。その言葉は「マンスプレイニング」――「マン」(男)と「エクスプレイニング」(解説)をかけあわせた造語です。 その意味は「相手が女性だということを根拠に、相手は自分よりも今語られているトピックについて無知だろうと思い込んで、男性が女性に解説をし出すこと」(英語版 Wikipedia より、筆者訳)。「マンスプレイニング」は Twitter や Tumblr のハッシュタグとして急速に広まり、日本でも「英辞郎」に収録されました。 - [ウートピに反人身取引運動の問題と代表的な活動家ソマリー・マムについての記事が掲載されました(6/10追記あり)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/9065) - 先日、ソマリー・マムさんが自身の財団を去ったというニュースが出ました。 ソマリー・マムさんといえば、二年前、国際基督教大学で開催されたワークショップにゲストスピーカーとして参加していました。私はこの少し前から anti-trafficking movement (反人身取引運動)の危険性について考えたり読んだりし始めていたので、ブログで他の人にも呼びかけて、ワークショップに参加しました。 - [「永遠の愛を誓いません」と言える特権](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23022) - Facebook と Twitter をダラダラと眺めていたら、ニューヨーク・タイムズ紙の『Gay Couples, Choosing to Say 'I Don't'』、つまり(誓いますかという問いかけに対し)「誓いません」と言うことを選択する同性カップルたち、というタイトルの記事を見つけた。婚姻制度に反対している私は当然のごとくまずタイトルに目を奪われたし、他の同じような考えの人たちも反婚の意見が主流派メディアでようやく紹介され始めたことを喜ばしく思いながら Facebook や Twitter でリンクをシェアしているようだった。すげえじゃんと思って記事を読んでみると、とてもがっかりすることになった。その理由とは、記事のエリート主義的な物言いだった(大変予想外)。 - [夜に働く人を排除しない社会運動・アカデミアがいいよね](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23029) - 世の中の多くのシンポジウムだのワークショップだの読書会だのは、たいてい土曜の夕方とか、平日の夕方以降に開催されてる。開催する側としても「開催する曜日と時間帯はどうするか」を考えるにあたってできるだけ多くの人が参加できるようにしたいと思っているだろうと思うのだけれど、その「多くの人」の母数にそもそも入っていない人っているよねと思うの。 - [5/24対談イベント『わたしたちのピンクウォッシング』に出演します](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23207) - 24日(日)に東京のイベントで対談します。 対談相手は「フェミニズムとレズビアン・アートの会」のJanisさん。 テーマの「ピンクウォッシング」は、変な言い方だけど、LGBTに関する最先端の議論の1つ。「うちの国はLGBTに優しいよ」というアピールを国家がすることでウヤムヤにされる国家の悪事について、今もなおパレスチナ人を虐殺しながら「中東で唯一LGBTに優しい国」と自称するイスラエルの問題を通して、考える、というようなイベントです。 - [「セックスワークは生き延びるための手段」と思いたかったのは自分ではないのか](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/23384) - セックスワークについてはこのブログでも他の場所でも(現代思想とかYouTubeとか)折に触れて言及しているので、私の発信したものをいくつも目や耳にしてくれている人であればセックスワークが私にとって重要なトピックであるということは知っていると思います。 現実にセックスワーカーへの偏見がはびこっている世の中で、セックスワーカーの尊厳や権利(労働者としてのそれ、女性やセクシュアルマイノリティとしてのそれも含め)を尊重する社会にしていくために少しでも役立つことがあればと思って発言してきましたが、その中には「セックスワークは生き延びるための手段なんだ」という物言いが多く含まれていました。 - [「不快な思い」とは何か 日本マクドナルドの対応から考えるメディアと差別の関係(wezzy掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24285) - 12月5日に、日本マクドナルドの公式 Twitter で紹介されたキャンペーン動画が、三日という短期間で公開が取りやめとなった。 この動画は、登場する男性(怪盗ナゲッツ)があるゲームに負け、罰ゲームとして他の男性(カズレーザー)から頰にキスをされるというものだ。男性は後ろから別の登場人物(安藤なつ)に羽交い締めにされ、不快感を全面に表現しながら罰ゲームを受ける。それが同性愛者に対して差別的であるという指摘が多数 SNS に投稿され、日本マクドナルドは8日、「お客様にご不快な思いをさせ、深くお詫び申し上げます」というおきまりのフレーズを残し、動画を非公開にした。 これにて一件落着……なのだろうか? - [青山学院大学の3年ゼミでお話しして来ました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24494) - 2017年7月17日(月)に、青山学院大学の3年生のゼミにお邪魔して、LGBT関係のお話をして来ました。 LGBT等についてあまり知識量が多くない学生もいるだろうということで、入門のような話を冒頭にして、その後ノーマティビティー(規範?)とマージナライゼーション(周縁化)について触れ、社会問題の解決に2つのタイプがあるということ、そして婚姻制度の問題まで、1時間半の超特急トークでした。 - [LGBTの次はSOGI? 看板を入れかえるだけでは失われてしまうSOGIの本当の意味と意義(wezzy掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24441) - 世間はまだ「LGBTって、聞いたことあるけどよく分かんない」の段階だというのに、また新しい言葉が生まれてしまいました―― こんにちは、ライターのマサキチトセです。YouTubeでLGBTフレンドリーな英会話レッスン動画をアップしてますが、鳴かず飛ばずの毎日に心が折れそうです。 さて今回皆さんに紹介したいのは、「SOGI」という言葉。 実は今「LGBTに代わる言葉」として当事者やその周りの人たちの間に広まりつつあります。 以下では、SOGIってどういう意味? なんの略? もうLGBTって言っちゃいけないの? SOGIが正しくてLGBTは正しくないの? などの疑問にお答えしたいと思います。 - [ダイバーシティは「取り戻す」もの 差別の歴史の中で生み出された"性的指向"と"性的嗜好"の違い(wezzy掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24594) - 人に何かを教えるということは、とても難しい。 どのような順序で説明すれば分かりやすいのか、どのくらいゆっくりステップごとに話せば付いてこれるのか、どのくらい相手を褒めながら進めていけば相手のモチベーションが下がらないのか——―そういったことを多かれ少なかれ考えながら、私たちは人に何かを教えている。職場の新人にマシンの安全装置の解除方法を教える、塾の生徒に因数分解のやり方を教える、高齢者にタブレットの使い方を教える、あるいはバーで隣に座った人に最近あった面白い話をすることだって、相手が理解するためには、それなりの話す技術が必要なのだ。 - [社会は頑張って異性愛者を育んでいる 同性愛は先天的か後天的かの議論を超えて(wezzy掲載記事)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24648) - 「いつ自分が〇〇だって気づいたの?」「いつ目覚めたの?」 LGBT やクィアな私たちはよくこの無邪気な質問を受けます。〇〇には「レズビアン」「バイ」「同性愛者」「そっち」「オネエ」「ゲイ」など色々なものが入りますが、その都度私たちのほとんどは答えに窮します。なぜなら、ほとんどの場合私たちは気がついたらなっていた以外の答えを持っていないからです。 だから私たちは時に、答える代わりに質問で返すことがあります。 「じゃあ、あなたはいつ自分が異性愛者/ストレートだと気づいたの?」と。 - [同化主義とラディカリズム、アイデンティティポリティクス(高崎経済大学でお話をしてきました)](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24672) - 2017年11月22日、高崎経済大学で開講されているジェンダー論の授業にお邪魔して、お話をしてきました。 内容は主に、同化主義とラディカリズム、アイデンティティポリティクスについて。せっかくなのでここにもざっくり書き留めておきます。 - [「脱テンプレ」の魅力](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25102) - 何か新しいことを言わなければいけない、まだ誰も言ってないことを言わないといけない、心の中でくすぶっている言葉にできない思いを抱えたどこかの誰かが「そう! それだ!」って思うようなことを書かなければいけない、そんな風に思って文章を書いてきた気がする。女人禁制なんて女性差別だよねとか、同性愛者を欠陥がある生物と言うのは同性愛者差別だよねとか、バリアフリーって大事だよねとか、そういうことって、あまりにも当然に思えて、私が言わなくても絶対に誰かが先に言ってくれるって思ってしまう。そうして、何も言わずにやり過ごしてしまうことがある。いや、誰かの言葉をツイッターでリツイートしたりくらいはするかもしれない。でも、その程度だ。 - [「国益」って誰の益だろう](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25120) - 『「慰安婦」問題は#MeTooだ!』というショートムービーがまもなく完成するらしい。これは、JSPS科研費基盤(B)「ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング」JP26283013平成26-29年度の研究成果として制作されているそうだ。この研究は、いわゆる科研費(科学研究費)と呼ばれる、その予算のほとんどが国の交付金や補助金でまかなわれている研究費によって実行されている。この研究については、以前から杉田水脈議員が批判をしていた。いわく、「こんなことに科研費が使われているなんて!」ということらしい。 - [伝えかたの模索](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/25495) - 私は誰に向けて、誰に伝えたくて書いているんだろう。どんどん堅くなる自分の文体に、ふとそんな疑問が湧きました。2 - [マーティン・ルーサー・キングJr.の引用文とオサマ・ビン・ラディンの死](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/131) - オサマ・ビン・ラディンが殺されてまもなく、英語圏で以下の引用文が一気に広がり、5月2日の夜(米国)にはわたしの Facebook のニュースフィード(ツイッターで言うタイムライン)にも既に数個同じものが流れていた。英語ブログでこのことについて書いたらいきなり普段の数倍のアクセスがあったので、この引用文への関心が高い様子が分かると思う。日本語話者のツイッターアカウントにも流れ始めていたので、日本語ブログででも書いておこうと思います。 - [米国最高裁判所の決議に戸惑う有色人種のクィアの存在](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/236) - DOMA(Defense of Marriage Act、「結婚保護法」)と呼ばれる米国連邦法(連邦法とは、州法ではなく米国全体の法律)が、「違憲である」と、今日(25日)米国最高裁判所で決定されました。 これによって、これまで国全体として婚姻関係にあるカップルに与えられる権利(配偶者が配偶者としてビザ申請する権利とか)は異性婚カップルのみに与えられていたけれど、同性婚が認められている州で結婚した同性婚カップルにも与えられるようになります。同時に、州をまたいで「婚姻関係」を認められるようにも、なるようです。 ただ、同性婚がどの州でもできるようになったというわけではないですし、ビザ申請に関しても詳しいことはわかっていません。でもいずれにしても、これによって助かるひともたくさんいるでしょう。 同性婚に関しては、いくつかの点で反対意見がLGBTQの中からも出ています。 - [「LGBT」の反義語は「異性愛者」ではありません](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/5802) - 「LGBT」という言葉がずいぶん普及してきています。テレビでもラジオでも雑誌でもウェブメディアでも「LGBT」という言葉はそこら中に出てきます。しかし、正に「LGBT」の権利や尊厳について語るコメンテーターやライターが、「LGBT」の反義語として「異性愛者」という言葉を使いまくっていることに、とても強い違和感を感じます。 「LGBT」という言葉を使っているのに、「私たち異性愛者は…」とか「Aさんは異性愛者ですが、LGBTの友人が…」とかのコメントやナレーションが流れるテレビ番組なんか見ていると、本当に、どういうつもりなのかと思います。 - [群馬県高崎市「群馬の森」に行き、日本に労務動員された朝鮮人を追悼する碑を見てきました](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/6903) - 批判回避のためにありとあらゆるミソジニーを免罪しようとしている男が多い昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか(←本文とは関係ない時候の挨拶です)。 群馬県高崎市にある「群馬の森」という県立公園には、「記憶 反省 そして友好」と刻まれた追悼碑があります。これは、かつて日本がその植民地政策によって日本国内の鉱山や工場に労務動員し、事故や過労で亡くなった朝鮮の人々を追悼する目的で建立された碑です。 - [[終了] 3/27(火)「排外主義とセクシュアリティを考える」で登壇します [ライブ配信動画あり]](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/24768) - 以下のイベントにお声をかけて頂きました。ご関心のある方はぜひご参加ください。参加は申し込み必須です。予約が定員 - [『児童ポルノとフェミニズム』](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/19) - 第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議(2008年11月24日)は、アニメ・マンガ・3DCG等を含めた児童ポルノの単純所持を全ての参加国が違法化するという方針を採択した。多くの国は既に、成人と児童の権力差から考えて「同意の上」ではあり得ないため、性的搾取や暴力から児童を守るために児童ポルノの生産及び販売を禁止している。しかし今回の方針は監視を強め、実写でない児童ポルノの単純所持をも違法化するものだ。背景には、実際に児童の関与がなくても児童ポルノは人々の児童を見る目を変え、その広範な普及は児童のイメージを極度に性的なものへと至らしめるだろう、という考えがある。即ち、合意の成り立たない行為で児童が実際に受ける身体的・精神的苦痛だけでなく、間接的であれ自体が実際の児童に苦痛をもたらす、ということだ。 - [『セクシュアリティと政治がご専門のChalidaporn Songsamphan先生(2009年春特任教授)とポルノグラフィーについて対談しました』](https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/18) - マサキチトセ(CGSスタッフ 以下マ) ポルノグラフィーについての基本的なスタンスを教えてください。 チャリダポーン教授(以下チ) そもそもポルノは性的幻想の一つのあり方として捉えられるべき、プライベートな時間に誰しもが楽しむ権利を持っているものと考えます。しかしポルノを事細かく見た時、そこにはポルノ以外の物事との関連性やポルノそのものの多様性が見られ、ポルノ全体についての基本的なスタンスというものは築けません。ある種のポルノと違う種のポルノには、違うスタンスを持つ事があるのです。私たちは理論や説明を一つ打ち出し、そこに類似の全てのケースを矮小化しようとしがちですがそれではうまくいきません。私たちは全ての物事を個別に見る必要があるのです。 ## 固定ページ - [このサイトの更新は終了しています](https://ja.gimmeaqueereye.org/) - ライター。1985年5月26日生まれ。栃木県足利市出身、ニュージーランドとアメリカを経て現在は群馬県館林市在住。 - [マサキを応援する方法](https://ja.gimmeaqueereye.org/supportme) - マサキチトセの評論活動は、依頼されたものなど一部を除きそのすべてを無償で行っております。 かつて自分が10代の - [2018.4.4配信《エロくない性の話》配信後のやり取りの記録と補足](https://ja.gimmeaqueereye.org/ensh2120180404interactions) - 2018年4月4日に配信されたネットラジオ《エロくない性の話》第3回について、ご批判を受けました。配信の詳細、 - [「LGBTではないフツーのひと」に考えて欲しいと思う10のこと](https://ja.gimmeaqueereye.org/10-things-kanji) - この記事の内容は、2018年7月13日に大幅な加筆修正をして note にアップしました。 → note.mu - [2018.4.4配信《エロくない性の話》一部テキストログ](https://ja.gimmeaqueereye.org/ensh2120180404text) - 2018年4月4日に配信されたネットラジオ《エロくない性の話》第3回より、ご批判を頂いた部分をテキスト化しまし ## ランディングページ - [マサキチトセ Masaki C. 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