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ダイバーシティは「取り戻す」もの 差別の歴史の中で生み出された”性的指向”と”性的嗜好”の違い(wezzy掲載記事)

 人に何かを教えるということは、とても難しい。  どのような順序で説明すれば分かりやすいのか、どのくらいゆっくりステップごとに話せば付いてこれるのか、どのくらい相手を褒めながら進めていけば相手のモチベーションが下がらない…

上から目線の男の解説にうんざり! あなたの身近に必ずいる「マンスプレイニング系男子」とは?(ウートピ掲載記事)

「男の根拠の無い上から目線にイラッ」――そんな女性の気持ちを表現したある言葉が、2008年インターネット上に登場しました。その言葉は「マンスプレイニング」――「マン」(男)と「エクスプレイニング」(解説)をかけあわせた造…

少年ブレンダさんによる性の多様性のマトリクス。縦の軸が上に行くほど「規範に伝統的」、下に行くほど「規範に自由」となっており、横の軸が左に行くほど「性別が変わらない」、右に行くほど「性別が変わる」となっている。左上のゾーンがシスジェンダー、右下のゾーンがトランスジェンダー、右上が性同一性障害(性別二元論のトランスジェンダー)、左下のゾーンが性別違和(ジェンダーロールなんかイヤです)、そして中央がXのゾーン(FtX、MtXなどなど……)。全てのゾーンに渡って、ピンクの三角形やオレンジの丸、青いクローバーや藍色の四角形などが散らばっており、これらは同性愛、両性愛、異性愛などの性的指向を指している。

「LGBT」の反義語は「異性愛者」ではありません

「LGBT」という言葉がずいぶん普及してきています。テレビでもラジオでも雑誌でもウェブメディアでも「LGBT」という言葉はそこら中に出てきます。しかし、正に「LGBT」の権利や尊厳について語るコメンテーターやライターが、「LGBT」の反義語として「異性愛者」という言葉を使いまくっていることに、とても強い違和感を感じます。
「LGBT」という言葉を使っているのに、「私たち異性愛者は…」とか「Aさんは異性愛者ですが、LGBTの友人が…」とかのコメントやナレーションが流れるテレビ番組なんか見ていると、本当に、どういうつもりなのかと思います。

『生物学的性→性自認→性的指向』という順番について

性別について、今となってはある程度の認知度を獲得しつつある「LGBT」を説明する際に、私たちは「生物学的性」「性自認」「性的指向」という概念をよく使います。

世の中一般的には、まずベースに生物学的性があって、それを根拠に生物学的性と同一とされる性自認が発達して、そしてその性自認の反対の性(異性)に性的関心を持つようになる、という論理構造が幅を利かせているわけです。この「生物学的性→性自認→性的指向」という順番、そして左のものが右のものの根拠になり、人はまっすぐにシスジェンダーかつ異性愛に導かれるはずだ、という考えは、私たちが人の性別を解釈するときに大きな偏りを生み出します。

Facebook の性別を男女どちらにもしない方法

Facebook は、登録時に性別を決めてしまうと、それ以降「女性」と「男性」のいずれかしか選べません。日本語で使用しているぶんにはあまり影響はないかもしれませんが、言語を英語に切り替えて使っているとそこら中で she だの he だの her だの his だの表示されるので、私もずっと悩まされていて、いろんなウェブサイトで「どちらにも決めていない状態」に戻せないかと情報を探していたのですが、なかなか成功せず、困っていました。今回がっつり調べてみたら、ある人が作成したスクリプトによって性別を「どちらでもない状態」にすることが出来たので、ご紹介します。