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サイエンス誌の表紙画像(説明は本文にあり)

『サイエンス』誌がジャカルタのトランスジェンダー女性セックスワーカーの顔なし写真を表紙にして批判を受けた件についてウートピで記事を書きました

これまでに4本記事を書かせて頂いているウートピさんに、昨夜ふと目にしたニュースをネタ出ししてみたところ(というか第一稿を全部書いて送りつけた…w)、即掲載してくださいました!(ちょいちょい表現を読みやすく直してくださって…

ウートピに反人身取引運動の問題と代表的な活動家ソマリー・マムについての記事が掲載されました(6/10追記あり)

先日、ソマリー・マムさんが自身の財団を去ったというニュースが出ました。 ソマリー・マムさんといえば、二年前、国際基督教大学で開催されたワークショップにゲストスピーカーとして参加していました。私はこの少し前から anti-…

翻訳『調査対象者、回答者、参加者の保護について』:卒論を書いている大学生や、独自調査をしようとしている団体は、ぜひ一度読んでください

イギリスの聖アンドリュース大学がホームページで「調査対象者、回答者、参加者の保護について」という文書を学生向けに掲載しています。 LGBT/Q関係で卒業論文を書きたいのでインタビューさせてくれませんか、とかいう連絡は(私…

LAタイムズの小児性愛についての記事を翻訳しました

小児性愛(ペドフィリア)については様々な立場があると思います。それぞれの経験や知識から、極端ではないにせよ、何らかの強い思いがある人もたくさんいると思います。しかし一方で、小児性愛についての「LGBT」系の立場の言説が非常に少ないということに、私は不安を感じています。「LGBT」系の政治は、小児性愛を含め、その他の「性的嗜好」(と現在呼ばれるもの)から「性的指向」を区別し、後者に関する社会的言説を改善するために進められて来たという側面があります(Tもまた、内部で差別されているのですが)。いいかえると、性的「指向」は、社会的地位などの向上を認めるべき性的欲望のかたちのことを指す名前として機能しており、「嗜好」に区別される欲望は個人的な領域に押し込められてきました。

映画評を書きました 「R/EVOLVE-結婚と平等とピンクマネー」

この原稿を依頼され、どんな映画なのか調べてみると、 Lil’Snoopy Fujikawa が出演しているという。私と Lil’Snoopy との最初の出会いは、映画の舞台でもあるシアトルだった。シアトルに用事があり、友人と一緒に自宅に泊めてもらったのだ。とても明るく、でも思慮深く優しい、素敵な人である。ぜひ映画を見てみたいと思い、原稿依頼を受けることにした。本編を見てみると、Lil’Snoopy 演じるラクーンは正に Lil’Snoopy にしか演じられないような素晴らしいキャラクターで、画面に Lil’Snoopy が映るたびに映画内世界がパッと明るくなり、見ているこちらまで楽しくなってしまう。観客のみなさんにも、主人公リンカーンと一緒にラクーンとの出会いを楽しんでもらえたらと思う——

米国最高裁判所の決議に戸惑う有色人種のクィアの存在

DOMA(Defense of Marriage Act、「結婚保護法」)と呼ばれる米国連邦法(連邦法とは、州法ではなく米国全体の法律)が、「違憲である」と、今日(25日)米国最高裁判所で決定されました。

これによって、これまで国全体として婚姻関係にあるカップルに与えられる権利(配偶者が配偶者としてビザ申請する権利とか)は異性婚カップルのみに与えられていたけれど、同性婚が認められている州で結婚した同性婚カップルにも与えられるようになります。同時に、州をまたいで「婚姻関係」を認められるようにも、なるようです。

ただ、同性婚がどの州でもできるようになったというわけではないですし、ビザ申請に関しても詳しいことはわかっていません。でもいずれにしても、これによって助かるひともたくさんいるでしょう。

同性婚に関しては、いくつかの点で反対意見がLGBTQの中からも出ています。

翻訳『なぜ北朝鮮は核兵器を必要とするのか』(文:スティーブン・ゴーワンズ、翻訳:マサキチトセ)

3度目となる北朝鮮の今回の核実験は、歓迎されるべきか、嘆かれるべきか、あるいは非難されるべきだろうか。それは、あなたの視点次第だ。他国の支配や介入を受けることのない内政を可能とするべきだと信じるのであれば、そして、その権利を、米国と米国に追従するソウルの政府が南の朝鮮人から奪っており、北の朝鮮人のそれも奪おうと企んでいると信じ、更に、米軍の征服を阻止するために核兵器を建造することが北の朝鮮人が自国の統治権を維持する最も有効な方法だと信じるのであれば、今回の核実験は歓迎されるべきものであろう。

もしあなたがリベラルなら、平壌が完全に永久に検証可能な形でその核兵器計画を白紙にする代わりに、 DPRK (朝鮮民主主義人民共和国、北朝鮮の正式名称)に対して米国は安全を保証するべきだと考えるかもしれない。もしそうなら、そのようなあなたの立場について、3つの問題を考える必要がある。

マーティン・ルーサー・キングJr.の引用文とオサマ・ビン・ラディンの死

オサマ・ビン・ラディンが殺されてまもなく、英語圏で以下の引用文が一気に広がり、5月2日の夜(米国)にはわたしの Facebook のニュースフィード(ツイッターで言うタイムライン)にも既に数個同じものが流れていた。英語ブログでこのことについて書いたらいきなり普段の数倍のアクセスがあったので、この引用文への関心が高い様子が分かると思う。日本語話者のツイッターアカウントにも流れ始めていたので、日本語ブログででも書いておこうと思います。