IMG_6021

排除と忘却に支えられたグロテスクな世間体政治としての米国主流「LGBT運動」と同性婚推進運動の欺瞞

 同性愛者権利運動にとって、あるいは自らその名を裏切るかのようにBとTを暗に、そして時に明確に排除する「LGBT運動」にとって、同性婚は不可欠な目標としてその思想的、政治的な視界の中心的な位置を占めてきたと言えるだろう。しかしこの政治的傾向——米国で同性婚推進を掲げる大手団体がエイズ危機のあと1990年代半ばから頭角をあらわし、2013年には同性愛者に関する社会運動体として最も多くの資金を諸基金から受け取るようになっていたことに象徴される現在のこの政治的流行——には、たった20年の歴史しかない。

自民党の委員会がLGBTについてラディカルなこと言ってるけど多分気づいてない件

昨日4月27日、自由民主党政務調査会および性的指向・性自認に関する特命委員会が、「性的指向・性自認の多様なあり方を受容する社会を目指すためのわが党の基本的な考え方」として2つのPDF文書を公開しました。

感想を Twitter にでも書こうかなと思っていたのですが、思ったより書きたいことがあったので、PDFに細かくコメントを付けました。
マサキの注釈付きPDF (1)(2)

よかったらご覧になってください。(※注釈機能を使っていますので対応するブラウザかアプリで見てください)

さて、その中でも私が注目すべきと思った点について、以下に詳しく感想を書きます。

thumbnail

映画『クィア・ジャパン』の監督に話を聞いてみた

グレアム・コルビーンズ監督をゲストに、クィアな人々にインタビューするときに気をつけていること、クィアをテーマに映画を作る費用について、どういう考えで映画を作っているのか、西洋の目線、男性の目線、マイノリティ表象の問題、そして彼の新作「Queer Japan」について語ってもらいました。

Was Homosexuality Discovered or Invented?

同性愛は性癖?

同性愛嫌悪的な人による、同性愛や両性愛は個人の性癖であり趣味であるというツイートにレスポンスする動画です。単に性的指向だと反論するのではなく、どちらにしても差別主義者はそれを自分たちに便利なように使うんだということを話しています。

thumbnail

LGBTの対義語って何?〜性自認と性的指向の誤解〜

In this video I talk about common misunderstandings about gender identity and sexual orientation, and question the validity of the LGBT acronym as THE framework for understanding human gender and sexual diversity. この動画では性自認と性的指向についてのよくある誤解、そして人間の性の多様性を理解する枠組みとしてLGBTという言葉が妥当なのかについて話しています。

IMG_5512

「セックスワークは生き延びるための手段」と思いたかったのは自分ではないのか

(※お前の心境の変化なんか読んでも何の役にも立たないよ、という人は、すみません、多分ほんとうに役に立たないので、もっと大切なことのために時間を使って下さい。)

セックスワークについてはこのブログでも他の場所でも(現代思想とかYouTubeとか)折に触れて言及しているので、私の発信したものをいくつも目や耳にしてくれている人であればセックスワークが私にとって重要なトピックであるということは知っていると思います。

現実にセックスワーカーへの偏見がはびこっている世の中で、セックスワーカーの尊厳や権利(労働者としてのそれ、女性やセクシュアルマイノリティとしてのそれも含め)を尊重する社会にしていくために少しでも役立つことがあればと思って発言してきましたが、その中には「セックスワークは生き延びるための手段なんだ」という物言いが多く含まれていました。